Slash Fintech、Slash Card発行協議を日本で開始。クリプト決済の新時代へ
ベストカレンダー編集部
2024年12月9日 16:40
Slash Card発行協議
開催日:12月9日
Slash Fintechが日本国内居住者向けにSlash Cardの発行協議を開始
2024年12月9日、Slash Fintech Limited(本社:British Virgin Islands、代表取締役社長 佐藤伸介)は、日本国内居住者を対象としたSlash Cardの発行に向けた協議を、日本国内の大手カード会社と正式に開始したことを発表しました。この新たな取り組みは、クリプトユーザーにとっての利便性向上を目指しています。
Slash Cardの特徴と利便性
Slash Cardは、USDCなどのステーブルコインをクレジット与信として利用可能な、国際ブランドカードを基にした日本初のクリプトクレジットカードサービスです。このサービスにより、利用者はステーブルコインの与信残高を用いて、クレジットカードでの決済が可能となります。また、与信残高を利用した後払い精算も実現します。
現状、クリプト決済が普及していないため、暗号資産を決済手段として活用する機会が限られています。Slash Cardは、国際ブランドカードを通じて与信枠という形でクリプトのデジタル価値を法定通貨建てで利用することを可能にします。このことにより、さまざまな投資家や事業者がクリプト決済を体験し、その多様性を享受することが期待されます。
クリプト決済の新たな選択肢
従来、トレードの利益やクリプトでの給与報酬を実際の買い物で使用する際には、暗号資産取引所を経由して法定通貨に交換する必要がありました。しかし、Slash Cardはステーブルコインを担保とし、ドル建ての与信を利用することで、日常的な買い物が可能なクレジットカードを提供します。これにより、クリプト建の価値を現実世界にスムーズに統合することができるのです。
日本の法規制に準拠したSlash Cardは、これまで多くのクリプトユーザーが求めていた暗号資産決済のニーズに応えるだけでなく、トークンを活用したインセンティブによって、クリプトのマスアダプションを実現します。
Slash Fintechの会社概要
Slash Fintechは、Slash PaymentとSlash Cardのプロダクトを開発・提供している企業です。Slash Cardは、日本の法規制に準拠したスキームを採用したクリプトクレジットカードであり、ステーブルコインを担保とし、日常的な買い物に暗号通貨を活用するインフラの提供を目指しています。2025年中にサービスの提供を予定しています。
さらに、2024年8月には、Xで200万人以上のフォロワーを誇る「ちぃたん☆/Chiitan☆」公式トークン「Chiitan☆Coin(CTAN)」のサポートを発表し、IPコンテンツとトークノミクスが融合した新たなクリプトエコシステムを創出しています。
ガバナンストークンの上場予定
ガバナンストークン「Slash Vision Labs Token(SVL)」は、2024年4月に海外の暗号通貨取引所に上場予定です。Slash Fintechでは、暗号通貨を活用した決済手段の普及やトークノミクスの社会実装を目指し、クリプトによるスムーズな価値移動が可能な社会の実現に向けて積極的な事業展開を計画しています。
企業情報
- 企業名:Slash Fintech Limited
- 所在地:4th Floor, Water’s Edge Building, Meridian Plaza, Road Town, Tortola, British Virgin Islands VG1110.
- 代表:代表取締役社長 佐藤 伸介
- 設立:2021年11月23日
公式ウェブサイトや関連リンクは以下の通りです:
まとめ
Slash Fintechが日本国内居住者を対象にSlash Cardの発行に向けた協議を開始したことは、クリプト決済の新たな可能性を示す重要なステップです。ステーブルコインを担保にしたクレジットカードは、クリプトユーザーにとっての利便性を高めるだけでなく、暗号資産のマスアダプションを促進する役割を果たすでしょう。
以下に、Slash Cardに関する主な情報をまとめます:
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Slash Card |
| 発行対象 | 日本国内居住者 |
| 提供開始予定 | 2025年中 |
| 特徴 | ステーブルコインを担保にしたクレジットカード |
| 公式ウェブサイト | Slash Vision Labs |
このように、Slash Fintechの新たな取り組みは、クリプト決済の未来に向けた重要な一歩となることが期待されます。
参考リンク: