足立区の人気給食レシピ本が12月13日発売、家庭で楽しむミールキットも登場

足立区給食レシピ本発売

開催日:12月13日

足立区給食レシピ本発売
足立区のおいしい給食ってどんな特徴があるの?
足立区のおいしい給食は、毎朝出汁を取るこだわりの自校調理で提供され、小学生の97%、中学生の95%が「おいしい」と評価しています。
新しいレシピ本やミールキットはどこで買えるの?
新刊レシピ本は2024年12月13日に発売され、ミールキットはRAKUSAIのホームページで購入可能です。

足立区のおいしい給食が注目される理由

足立区では、給食の食べ残しを減少させることを通じてCO2削減を目指し、さらに子どもたちが大人になっても自ら正しい食生活を選べるように、「絶対味覚」を育てる「おいしい給食」づくりに注力しています。全校自校調理を行い、毎朝出汁を取るというこだわりのもと提供される給食は、薄味ながらも小学6年生の97%、中学2年生の95%が「おいしい」と評価しています。

2024年4月には映画とのタイアップなどで注目を集めている足立区のおいしい給食ですが、今回新たに「足立区のおいしい給食レシピ本新刊発売」「足立区の給食を再現したミールキット」「セブン‐イレブンとのコラボ商品発売」という3つの大きな話題が重なり、再び関心を集めています。

日本一を目指す「足立区のおいしい給食」がアツイ!!今、再び注目されている3つのワケ 画像 2

1. おいしい給食レシピ本の新刊が発売

2011年に刊行されたレシピ本「東京・足立区の給食室」は、約7万部を販売しました。その後13年が経過し、新たなメニューも増えたことから、保護者をはじめとする多くの声に応える形で「東京・足立区のおいしい給食レシピ」が、主婦の友社から2024年12月13日(金)に発売されます。

このレシピ本は、以下のような内容を含んでいます。

  • 書名: 東京・足立区のおいしい給食レシピ
  • 著者: 足立区教育委員会おいしい給食担当課
  • 発売日: 2024年12月13日(金)
  • 定価: 1,700円(税込)
  • 判型: B5判(96P・オールカラー)

本書には、31献立、87メニューが掲載されており、現役小・中学生が選ぶ人気献立や、卒業生が選ぶ懐かしの献立、栄養士が選ぶ野菜献立などが特集されています。また、足立区が「おいしい給食」事業に取り組む理由や、地元農家のこだわりなども紹介されています。

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2. 足立区の給食を再現したミールキット発売

足立区のおいしい給食を家庭で楽しめるミールキットが新たに発売されました。このミールキットは、足立区に本社を構える青果物専門商社、デリカフーズグループの楽彩株式会社が開発・販売しています。実際に足立区の小学校で給食を食べ、そのおいしさとこだわりに感動したスタッフが、味や食感を再現するために試行錯誤を重ねた結果、完成しました。

ミールキットの特徴は、何と言っても野菜のシャキシャキ感です。以下のメニューが用意されています。

  1. ねぎ塩豚丼&小松菜とわかめの和え物
    【価格】1,480円(税込)
    【内容量】2人前
    【調理時間】15分
  2. チキンチキンごぼう&小松菜のごはんとサラダ
    【価格】1,680円(税込)
    【内容量】2人前
    【調理時間】15分

これらのミールキットはRAKUSAIのホームページで販売中であり、ふるさと納税の返礼品にも追加されています(寄付額15,000円以上)。さらに、レシピ本とミールキットの販売を記念して、アリオ西新井で販売会が開催されます。

販売会の詳細は以下の通りです。

  • 開催日: 2024年12月14日(土)10:00~18:00、12月15日(日)10:00~17:00
  • 会場: アリオ西新井(東京都足立区西新井栄町1丁目20番1号)
  • ※商品完売次第終了
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3. セブン‐イレブンとのコラボ商品「えびクリームライス」の再登場

足立区とセブン‐イレブンのコラボ商品開発は2022年から始まりました。今回、同コラボの一環として「えびクリームライス」が再販されることが決定しました。この商品は、毎回売れ行きが好調で販売期間が延長される人気メニューです。

「えびクリームライス」は以下のような特徴を持っています。

  • 価格: 490円/税込529.20円
  • 販売期間: 2024年12月3日(火)から期間限定販売
  • ※店舗により取扱いが無い場合がございます。

この商品は、“日本一おいしい給食”を目指す足立区の給食の人気オリジナルメニューであり、成長期の子どもたちに必要な栄養素「カルシウム」が豊富に含まれる牛乳を使用し、海老の旨みを堪能できるクリームに仕上げられています。

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足立区の給食事業の背景と成果

足立区では、2008年度に小・中学校の給食総残菜量が年間381トンに達していました。そこで始まったのが、区独自の「おいしい給食事業」です。この取り組みは、単に給食の味を向上させるだけでなく、給食を「生きた教材」として生産者や調理に関わる人々への感謝の気持ち、食に関する学びを重視しています。

区立小・中学校全校で自校内調理を実施し、各校が多様なメニューやアイデアを取り入れた結果、2022年度の総残菜量は、当初と比較して3分の1以下の年間115トンに減少しました。このように、学校給食は足立区の子どもたちの心と体の成長を支える重要な役割を果たしています。

項目 内容
レシピ本 『東京・足立区のおいしい給食レシピ』が12月13日発売
ミールキット 給食を再現したミールキットが販売中
コラボ商品 セブン‐イレブンとの「えびクリームライス」が再登場
給食事業の成果 給食の残菜量が年間115トンに減少

以上のように、足立区では「おいしい給食」事業を通じて、地域の食文化の発展と子どもたちの健康を支える取り組みが進められています。このような活動を通じて、さらなる食育の推進が期待されています。