12月12日、大和丸なすを使った無印良品限定ピッツァ2種が関西で新発売
ベストカレンダー編集部
2024年12月10日 12:13
大和丸なすピッツァ発売
開催日:12月12日
関西限定 奈良県の伝統野菜「大和丸なす」を使ったピッツァ新発売
株式会社良品計画(東京都文京区/代表取締役社長 清水 智)は、奈良県の伝統野菜「大和丸なす」を使用した冷凍ピッツァ2種を新たに販売することを発表しました。この新商品は、2024年12月12日より順次、奈良県や京都府を中心に関西の無印良品12店舗で限定発売されます。
この取り組みは、奈良県でも流通の少なかった伝統野菜の認知拡大と地産地消の促進を目指したものであり、地域の生産者や加工会社との協力を通じて地域活性化に寄与することを目指しています。
「大和丸なす」の特性と商品開発の背景
「大和丸なす」は、肉厚でみずみずしい特長を持つ伝統野菜です。しかし、生産者の高齢化などの影響で流通量が少なく、これまでは主に高級料亭やフランス料理店に卸されることが多く、奈良県内ではあまり見かけることがありませんでした。
今回の新商品は、丸三出荷組合の中西農園と株式会社佐勇との共同開発によって実現しました。特に、地産地消の促進や食品ロス削減を目指す株式会社佐勇の取り組みと、中西農園の「大和丸なす」を広めたいという想いが結びついて商品化されました。さらに、茄子の加工は、社会福祉法人青菜仁会によって行われ、地域課題の解決にも寄与しています。
新商品の特徴
今回発売されるピッツァは、以下の2種類です。
- 大和丸なすの素揚げとアンチョビのピッツァマルゲリータ 消費税込950円
- 大和丸なすの素揚げの照り焼きピッツァ 消費税込1,050円
これらのピッツァは、「大和丸なす」の特性を活かした商品開発が行われており、以下のような特徴があります。
ピッツァの特長
- 歯切れの良い生地
小麦粉・水・塩・イーストのみを使用し、フォークミキサーで生地を折りたたむように練り上げることで、歯切れの良い食感を実現しています。 - 低温長時間発酵
約24時間じっくりと低温発酵させることで、イースト特有のアンモニア臭を抑え、小麦粉本来の香りを引き立てています。 - 手作業による成形
機械を使用せず、手作業で生地を分割し、均一な発酵を促進させることで、焼き上がりに大きな気泡を持たせ、軽やかな食感を実現しています。
これらの特長により、ピッツァは具材の味を引き立て、万人に好まれる料理として仕上げられています。
販売店舗と地域貢献の取り組み
新商品は関西の無印良品12店舗で販売されます。具体的な店舗は以下の通りです。
都道府県 | 店舗名 |
---|---|
大阪府 | 無印良品 イオンモール堺北花田 |
京都府 | 無印良品 京都山科、無印良品 コープ二条、無印良品 イオンモール京都桂川、無印良品 松井山手、無印良品 久御山 |
奈良県 | 無印良品 イオンモール大和郡山、無印良品 イオンタウン富雄南 |
和歌山県 | 無印良品 フォレストモール岩出、無印良品 スーパーセンターオークワ南紀 |
滋賀県 | 無印良品 アルプラザ草津 |
広島県 | 無印良品 アルパーク広島 |
良品計画は、地域の住民や自治体と連携し、地産地消や地域活性化に寄与するために「地域事業部」を設置しています。特に「京都奈良事業部」では、地域の生産者や企業と協力して独自の商品開発を行い、農家の支援やイベントの開催など、地域貢献に取り組んでいます。
まとめ
今回の新商品「大和丸なす」を使用した冷凍ピッツァは、奈良県の伝統野菜の認知拡大と地産地消の促進を目的とした取り組みです。生地の特性や具材の味を最大限に引き出すために、丁寧な製造工程を経て作られています。また、地域の生産者との協力により、地域課題の解決にも寄与しています。
以下に、今回の新商品に関する情報をまとめました。
商品名 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|
大和丸なすの素揚げとアンチョビのピッツァマルゲリータ | 950円 | アンチョビの味わいとトマトの酸味が特長 |
大和丸なすの素揚げの照り焼きピッツァ | 1,050円 | 甘辛い照り焼きソースで仕上げたお子様向け |
このように、地元の伝統野菜を使用し、地域活性化に貢献する新しい商品が登場します。地元の味を楽しみながら、地域の生産者を支援することができる取り組みとして注目されます。
参考リンク: