センチュリー21で2024年12月10日から家賃をクレジットカードで支払い可能に
ベストカレンダー編集部
2024年12月10日 18:43
家賃クレカ決済開始
開催日:12月10日
賃貸物件の家賃支払いにクレジットカード決済が可能に
株式会社センチュリー21・ジャパン(以下:センチュリー21)、SBペイメントサービス株式会社(以下:SBPS)、株式会社ジェーシービー(以下:JCB)、新日本信用保証株式会社(以下:SNSH)の4社は、賃貸物件の家賃に対してクレジットカード決済を導入するための協業を開始しました。この取り組みにより、賃貸物件の入居者は、手持ちのクレジットカードを用いて家賃を支払うことができるようになります。
この新しいサービスは、2024年12月10日からセンチュリー21のフランチャイズ加盟店で順次開始される予定です。具体的な導入状況については、各加盟店に直接確認する必要があります。
クレジットカード決済の特徴とメリット
新たに導入されるクレジットカード決済には、以下のような特徴やメリットがあります。
- 多様なクレジットカードブランドに対応: JCBブランドの他に、Visa、Mastercard、American Express、Diners Clubのクレジットカードが利用可能です。
- ポイントの獲得: クレジットカード決済を利用することで、通常の買い物や公共料金の支払いと同様にポイントが貯まります。ただし、一部のクレジットカードではポイント付与の対象外となる場合があります。
- 連帯保証人不要: 海外国籍の方や連帯保証人の設定が難しい場合でも、SNSHを保証会社に指定することで審査申し込みが可能です。ただし、審査の結果によっては見送りとなることもあります。
クレジットカード決済の流れ
家賃のクレジットカード決済を利用する流れは以下の通りです。
- 入居希望者は、賃貸借契約申し込み時にSNSHを家賃保証会社として指定します。
- 審査を通過後、メールで送信されるリンクからクレジットカード情報を登録します。
- ご入居後、毎月の家賃保証料と家賃の合算額がクレジットカードで決済されます。
この流れにより、入居者はスムーズに家賃をクレジットカードで支払うことができます。
背景と市場の現状
近年、キャッシュレス決済が様々な業種で導入される中、家賃や管理費の支払い方法は依然として口座からの自動引落しや現金が主流です。具体的なシェアは、口座引落しが51%、現金が20%、クレジットカードが15%、その他現金以外が13%というデータが示しています。
クレジットカード決済のシェアが低い理由の一つは、賃貸契約における保証会社の介在による複雑な契約構成です。これを解決するために、SNSHを含む協業体制が構築され、家賃保証料と家賃の合算額をクレジットカードで決済できるようにしました。これにより、賃貸契約におけるクレジットカード決済の導入が可能となります。
各社の概要
今回の協業に参加する各社の概要は以下の通りです。
会社名 | 代表者 | 所在地 | 事業内容 |
---|---|---|---|
株式会社センチュリー21・ジャパン | 代表取締役社長 園田 陽一 | 東京都港区北青山 2ー12ー16 北青山吉川ビル 7F | 不動産仲介業のフランチャイズ本部 |
SBペイメントサービス株式会社 | 代表取締役社長 兼 CEO 榛葉 淳 | 東京都港区海岸1丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー | 決済サービス、集金代行、アクワイアリング事業など |
株式会社ジェーシービー | 代表取締役兼執行役員社長 二重 孝好 | 東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア | クレジットカード業務、融資業務、集金代行業務など |
新日本信用保証株式会社 | 代表取締役社長 徳丸 健一 | 東京都墨田区江東橋2-19-7 富士ソフトビル13階 | 家賃保証業 |
これらの企業が連携することで、賃貸物件の家賃支払いにおける利便性が向上し、入居者にとってより快適な生活環境の提供が期待されます。
今回の取り組みを通じて、賃貸物件の家賃支払い方法が多様化し、クレジットカード決済の導入が進むことが期待されています。これにより、入居者はより便利で柔軟な支払い方法を選択できるようになります。