日の出屋製菓が新大正もちを使用した「祈祷餅」を12月10日より発売開始

富山県南砺市における特別なお餅「祈祷餅」の発売

富山県南砺市に本社を置く日の出屋製菓産業株式会社は、2024年12月10日より、特別なお餅「祈祷餅」を新発売します。この商品は、南砺市五箇山地区で栽培された「新大正もち」を使用しており、数量限定で直営店「ささら屋」にて順次販売されます。日の出屋製菓産業は、創業100年を迎える老舗の米菓メーカーであり、地域の特産品を利用した新たな商品開発に取り組んでいます。

「祈祷餅」は、福光宇佐八幡宮にて無病息災・開運招福を祈祷されたお餅であり、新年を祝う特別な意味を持っています。2024年11月21日に行われた祈祷式では、地域の方々と共にこのお餅の無事な収穫と、これからの繁栄を祈りました。

新大正もちとは

新大正もちとは、もち米の最高級品種の一つであり、「幻のもち米」とも称されています。このもち米は粒が大きく、粘り気が強いことが特徴で、豊かな風味と絹のような滑らかな食感が楽しめます。日の出屋製菓産業の創業者、川合宣之が富山県の奨励品種に指定するよう県に陳情し、昭和36年に認可を受けた歴史も持っています。

このように、地域に根ざした素材を使用することは、日の出屋製菓産業の理念の一環であり、地元の文化や風土を大切にしながら商品開発を行っています。

五箇山米プロジェクトの取り組み

五箇山米プロジェクトは、2022年から始まった、南砺市五箇山地区での有機米栽培の実証実験および販売を目的とした取り組みです。このプロジェクトでは、日本の文化において重要な役割を果たす「米」に焦点を当て、地域の自然環境を守りながら、持続可能な農業を推進しています。

富山県は稲作の割合が日本一であり、田園風景は富山の原風景として広く知られています。このプロジェクトを通じて、地域の豊かな自然を守り、次世代に伝えることが期待されています。

商品詳細と販売情報

「祈祷餅」は、400g（8枚入）で、価格は本体価格1000円（税込価格1080円）となっています。発売は2024年12月10日から順次行われ、直営店「ささら屋」にて購入可能です。販売店舗は以下の通りです。

• 福光本店
• 立山本店
• 富山金泉寺店
• 富山婦中店
• とやマルシェ店
• 富山大和店
• 高岡店
• 金沢高柳店
• 金沢百番街あんと店
• 東京八王子店
• 東京九段店
• 大阪住吉店

また、ささら屋の公式オンラインショップでも購入が可能です。数量限定のため、売り切れ次第終了となりますので、早めの購入をお勧めします。

ささら屋の魅力

日の出屋製菓産業が展開する直営店舗「ささら屋」では、富山湾の特産品である「しろえび」を使用したお菓子や、個性豊かなあられ、かきもち、おせんべいなど、多彩な商品を取り揃えています。子どもから大人まで楽しめるおやつや、ギフト・お土産商品も豊富に販売されており、全国14店舗で展開しています。

ささら屋の公式オンラインショップでは、店舗で取り扱っている商品を手軽に購入できるため、遠方の方でも楽しむことができます。

会社概要と理念

日の出屋製菓産業は、1924年に創業し、2024年には創業100周年を迎えます。米菓メーカーとして、日本の歴史や文化に深く根ざした商品を提供することを目指しています。「地産地証」をキャッチフレーズに、その土地でとれた原料を使用し、安全・安心な商品をお届けすることを大切にしています。

本社は富山県南砺市田中411にあり、資本金は8000万円、従業員数は353名（2024年2月29日時点）です。代表取締役社長は川合洋平氏です。

コーポレートサイト

日の出屋製菓産業の詳細な情報は、公式コーポレートサイトで確認できます。地域に根ざした活動や、商品情報などが掲載されています。

公式サイトURL: https://www.hinodeya-seika.com/

まとめ

富山県南砺市の日の出屋製菓産業が新たに発売する「祈祷餅」は、地域の特産品である「新大正もち」を使用した特別なお餅です。無病息災や開運招福を願い、福光宇佐八幡宮で祈祷されたこのお餅は、新年を祝うにふさわしい商品となっています。五箇山米プロジェクトの一環として、有機米栽培の実証実験を行い、地域の自然環境を守る取り組みも進めています。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。

このように、地域の特産品を生かした商品開発は、地域振興にもつながる重要な活動です。今後も日の出屋製菓産業の取り組みに注目していきたいと思います。