Camel Orderが12月11日よりYappliと連携開始、デリバリー注文がより便利に

Camel Order連携開始

開催日:12月11日

Camel Order連携開始
Camel OrderとYappliの連携で何が便利になるの?
この連携により、ユーザーはポイント付与の一貫性やログインの簡略化を享受し、スムーズにデリバリーやテイクアウトを利用できます。
クリスピー・クリーム・ドーナツはどうやってこのサービスを使ってるの?
クリスピー・クリームは、Yappli内にCamel Orderを導入し、アプリからスムーズにデリバリーやテイクアウト注文を可能にしています。

デリバリー・テイクアウトに対応した新しいモバイルオーダーサービスの連携

株式会社tacoms(タコムス)は、2024年12月11日に、株式会社ヤプリが提供するアプリプラットフォーム「Yappli」との連携を開始したことを発表しました。この連携により、tacomsが提供するモバイルオーダーサービス「Camel Order」とYappliの顧客管理システム「Yappli CRM」が統合され、ユーザーはより便利にデリバリーやテイクアウトの注文ができるようになります。

この連携は、特に小売店や飲食店業界において先進的な事例として注目されており、会員情報の共通管理が実現することで、ユーザーの利便性が大幅に向上します。

Yappli CRM × Camel Order連携のメリット

Yappli CRMとCamel Orderの連携には、以下の2つの重要なメリットがあります。

  1. ポイント付与の一貫性
    Yappliで構築した自社アプリ内で商品を購入するユーザーにポイントを付与している場合、Yappliと連携しているCamel Orderを経由してデリバリーやテイクアウト注文を行った際にも同様にポイントが付与されます。このポイントは、蓄積によるランク付けやクーポン発行にも反映され、顧客のリピート利用を促進します。
  2. ログイン操作の簡略化
    ユーザーは、ログイン操作を行うことなく、住所やクレジットカード情報を毎回記載する必要がなくなります。これにより、スムーズなデリバリー・テイクアウト注文が可能となり、ユーザー体験が向上します。

これらのメリットにより、飲食店や小売店は顧客との関係をより強化し、利便性を提供することができるでしょう。

導入事例:クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社

すでにYappliとYappli CRM、Camel Orderの連携を導入している企業の一例として、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社(KKDJ社)が挙げられます。KKDJ社では、従来から導入していたYappli内にCamel Orderを利用した「クイックオーダー」を表示させることで、アプリ利用者がデリバリーやテイクアウト注文をスムーズに行えるようになりました。

このような導入事例は、他の飲食店や小売店にとっても参考となるでしょう。クリスピー・クリームの公式アプリは以下のリンクからアクセスできます。

クリスピー・クリーム公式アプリ

Yappliとは何か

「Yappli」は、アプリ開発・運用・分析をノーコードで提供するプラットフォームです。これにより、プログラミングの知識がない企業でも簡単にアプリを作成し、運用することが可能です。現在、Yappliを利用している企業は700社を超え、店舗やEコマースのマーケティング支援、社内のデジタルトランスフォーメーション、さらには学校法人の支援など、幅広い分野で活用されています。

このようにYappliは、企業が抱える様々な課題を解決するための強力なツールとして位置づけられています。

Camel Orderの機能と特徴

Camel Orderは、飲食店がテイクアウト予約を行うための自社の注文サイトを構築するサービスです。また、配送員連携サービスUberDirectとの連携により、注文サイトからデリバリー注文も可能です。飲食店は、自社で配送リソースを保有することなく、自社のデリバリーサイトを構築することができます。

具体的には、以下のような特徴があります:

  • Webブラウザサービスのため、アプリや公式HP、公式LINE、チラシなど多様な導線を設定可能。
  • オプションの「デリバリー一元管理Camel」と連携することで、POS連携による注文情報の自動連携が実現。

「Camelシリーズ」は2021年5月の正式リリース以降、全国で9,000店舗以上に導入されており、チェーン店から個店まで、多くの飲食店の店外注文の売上増加や店舗オペレーションの改善をサポートしています。

企業情報

株式会社tacomsは、東京都目黒区に本社を構え、2019年に創業されました。代表取締役は宮本晴太氏で、資本金は1億8956万665円です。主に店外注文を支える「Camelシリーズ」の開発・提供を行っています。詳しい情報は以下の公式サイトから確認できます。

株式会社tacoms 公式サイト

一方、株式会社ヤプリは東京都港区に本社を置き、アプリ開発・運用・分析を行っています。代表取締役は庵原保文氏で、事業内容には「Yappli」「Yappli UNITE」「Yappli CRM」の開発・提供が含まれています。詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

株式会社ヤプリ 公式サイト

まとめ

今回の「Yappli」と「Camel Order」の連携により、飲食店や小売店は顧客との関係をより強化し、利便性を提供することが可能になります。この連携によって、ユーザーはスムーズなデリバリーやテイクアウト注文ができるようになり、ポイント制度の一貫性も確保されます。

以下に、今回の連携に関する主要なポイントをまとめます。

項目 内容
連携サービス Yappli CRM × Camel Order
主なメリット ポイント付与の一貫性、ログイン操作の簡略化
導入事例 クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社
導入企業数 700社以上(Yappli)
累計導入店舗数 9,000店舗(Camelシリーズ)

このように、両社の連携は飲食業界におけるデジタル化を進め、顧客体験の向上に寄与することが期待されています。

参考リンク: