12月11日開催「THINK SOUTHの日」環境と平和を考える特別イベント
ベストカレンダー編集部
2024年12月11日 12:19
THINK SOUTHの日
開催日:12月11日
THINK SOUTHの日の意義と背景
毎年12月11日は「THINK SOUTHの日」として記念日が登録され、環境と平和の重要性を次世代に伝えることを目的とした活動が行われています。この日は、2019年に始まった「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトの一環として、特別なイベントが実施される日でもあります。プロジェクトは、株式会社ゴールドウインと株式会社DACホールディングスの協力により、環境問題への意識を高め、平和のメッセージを広めることを目指しています。
プロジェクトの起源は1989年に遡ります。当時、犬ぞりによる世界初の南極大陸横断が行われ、南極という国境のない大陸で環境と平和を訴えるメッセージ「THINK SOUTH」が発信されました。この歴史的な冒険は、国際的なチームによって成し遂げられ、日本からは舟津圭三氏が参加しました。彼らは南極点に到達し、約6,040kmを踏破するという偉業を達成しました。
2024年の活動報告
2024年の「THINK SOUTHの日」に関連するイベントとして、12月6日に神奈川県大和市でドキュメンタリー映画上映会とトークイベントが開催されました。このイベントは、合同会社冒険研究所との共催で行われ、参加者にとって貴重な体験となりました。
イベントの第一部では、ドキュメンタリー映画「Trans-Antarctica Expedition」が小田急電鉄江ノ島線桜ヶ丘駅前の広場で上映され、延べ100名近くの観客が映画を楽しみました。この映画は、1989年に行われた南極大陸横断の冒険を追ったもので、参加者はその壮大な冒険を映像で体感しました。
冒険クロストークセッション
第二部では、冒険研究所書店に場所を移し、事前申し込みをした25名の参加者とオンライン参加者を対象に「荻田泰永×舟津圭三 冒険クロストーク」が行われました。このセッションには、急遽参加が決まった冒険家でノンフィクション作家の角幡唯介氏も加わり、熱いトークが繰り広げられました。
荻田氏と角幡氏は、舟津氏に対して映画の内容や当時の冒険について質問を投げかけ、参加者と共に国際平和や環境問題、チャレンジスピリットについて深く考える機会を提供しました。このような対話を通じて、参加者は自らの考えを深め、今後の行動に繋げるヒントを得ることができました。
プロジェクトの目的と今後の展望
「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトは、環境問題を次世代に継承するための重要な活動です。地球温暖化の影響で、彼らが犬ぞりで走ったラーセンB棚氷が消滅するなど、環境問題はますます深刻化しています。このプロジェクトを通じて、参加者は環境と平和についての意識を高め、未来を考えるきっかけを得ることが期待されています。
今後もプロジェクトは、さまざまなイベントや活動を通じて、環境問題に関する情報を発信し、多くの人々に関心を持ってもらうことを目指します。公式サイトでは、活動の詳細や今後の予定が随時更新されますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
プロジェクト概要と連絡先
「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトの主催は、株式会社ゴールドウインと株式会社DACホールディングスです。以下に、プロジェクトの概要と連絡先をまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | THINK SOUTH FOR THE NEXT |
主催 | 株式会社ゴールドウイン、株式会社DACホールディングス |
公式サイト | https://www.think-south.com |
所在地 | 東京都渋谷区、東京都台東区 |
代表者 | 渡辺貴生(株式会社ゴールドウイン)、石川和則(株式会社DACホールディングス) |
このように、THINK SOUTH FOR THE NEXTプロジェクトは、環境と平和の重要性を次世代に伝えるための活動を続けています。参加者は、イベントを通じて新たな視点や知識を得ることができ、今後の行動に繋げていくことが期待されます。環境問題が深刻化する中で、私たち一人ひとりができることを考え、実践していくことが求められています。
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