退職代行モームリの新サービス『MOMURI+』が12月15日から開始、離職率低下を支援
ベストカレンダー編集部
2024年12月11日 14:43
MOMURI+開始
開催日:12月15日
退職代行モームリの新しい取り組み『MOMURI+(モームリプラス)』の開始
2024年12月11日、株式会社アルバトロスが運営する退職代行モームリは、2024年12月15日より新たに『MOMURI+(モームリプラス)』というコンサルティングサービスを開始することを発表しました。このサービスは、退職代行モームリに蓄積された2万件以上の退職データを基に、企業と労働者に向けた情報開示を行い、離職率の低下を目指すものです。
退職代行モームリは、これまでに多くの退職者のデータを収集しており、その中には実際の退職理由や企業の対応状況などが含まれています。これらの情報をもとに、労働者が就職先を選定する際の参考にできるような新たなサービスを提供することを目的としています。
退職代行モームリの背景とデータの重要性
退職代行モームリは、これまでに累計相談件数が40,000件を超え、退職代行を実施した件数は20,000件に達しています。これらのデータは、労働市場における重要な指標となっており、企業からは「離職率の低下に役立てたい」という声が寄せられています。
特に、退職理由に関するデータは非常に重要です。調査によると、退職代行を利用する理由の中で最も多かったのは「ハラスメントを受けている」というもので、全体の3割以上を占めています。このようなデータを開示することで、企業側も労働環境の改善に向けた取り組みを強化することが期待されます。
退職データの具体例
退職代行モームリが保有するデータの一部は以下の通りです。
- 退職代行利用者の退職理由
- 複数回利用された企業の情報
- 退職時の企業の反応
- 勤務期間や労働環境の実態
これらの情報は、企業が自社の離職率を把握し、改善策を講じるための貴重なデータとなります。
MOMURI+のサービス内容
MOMURI+は、労働者向けと企業向けの2つの軸で構成されており、以下のようなサービスを提供します。
労働者向けサービス
労働者向けには、退職情報を開示するサービスを提供します。具体的には、退職代行モームリに蓄積されたデータを活用し、入社を検討している企業の退職代行利用状況を開示します。これにより、労働者はより良い企業選びができるようになります。
開示されるデータの一例は以下の通りです。
条件 | 開示されるデータ |
---|---|
退職代行の利用履歴『有り』 | 会社名、部署、年齢、労働環境の実態、本当の退職理由、退職連絡時の企業の反応、勤務期間、所感など |
退職代行の利用履歴『無し』 | 退職代行利用者の傾向、利用される企業の傾向、同業種のデータなど |
企業向けサービス
企業向けには、離職率低下のための6つのサービスを提供します。人手不足が深刻化する現代において、企業と労働者の関係は経営の基盤となります。以下は、その具体的なサービス内容です。
- 情報開示
- コンサルティング
- コンサルティング顧問契約
- 講演会・講義
- 記事監修
- 取材受付
これらのサービスを通じて、企業は自社の離職率を改善し、より良い労働環境を提供することが期待されます。
料金と利用の流れ
MOMURI+のサービスに関する料金は以下の通りです。
サービス名 | 料金(税込み) |
---|---|
労働者向け:退職情報開示サービス | 6,000円/1社 |
企業向け:離職率低下コンサルティング | 情報開示 1万円/1項目、コンサルティング 15万円~/2時間 |
利用の流れは以下の通りです。
- 問い合わせ
- ヒアリング / 申し込み
- ご契約
- 情報開示
詳細な流れについては、MOMURI+の公式HPで確認できます。
まとめ
退職代行モームリが提供する『MOMURI+』は、企業と労働者の双方にとって重要な情報を開示し、離職率の低下を目指す新たなサービスです。これまでに蓄積されたデータを活用することで、より良い労働環境の実現に向けた取り組みが期待されます。
以下に、MOMURI+のサービス内容をまとめます。
サービス | 対象 | 内容 |
---|---|---|
退職情報開示サービス | 労働者 | 退職代行利用状況の情報開示 |
離職率低下コンサルティング | 企業 | 離職率改善のための各種サービス提供 |
この新しい取り組みが、企業と労働者の関係をより良いものにすることを期待しています。
参考リンク: