Arentが構造ソフトを買収し建設DXを推進、デジタル化加速へ
ベストカレンダー編集部
2024年12月13日 18:46
Arent構造ソフト買収
開催日:12月13日
Arent、構造ソフトの全株式を取得へ
株式会社Arent(本社:東京都港区、代表取締役社長:鴨林 広軌、以下「Arent」)は、建築関連パッケージソフトウェアの企画・開発・販売を行う株式会社構造ソフト(本社:東京都北区、代表取締役:原 泰紀、以下「構造ソフト」)の株式を100%取得する決議を、本日2024年12月13日に取締役会で行ったことを発表しました。これにより、Arentは構造ソフトの持つ優れた技術とプロダクトを自社の『Arentアプリ連携型プラットフォーム』に統合し、建設業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を加速させることを目指しています。
ArentのM&A戦略とその目的
今回の株式取得に関して、代表取締役社長の鴨林広軌氏は、M&Aを実施する理由について次のように述べています。Arentは「暗黙知を民主化する」というミッションを掲げ、建設業界のDXを推進するために、顧客志向を徹底しており、クライアント企業と共にプロジェクトを進めています。これまでの実績と信頼性を基に、さらなる成長を目指す中で、構造ソフトの技術を取り入れることで、より高品質なサービスを提供できると考えています。
ArentがM&Aを通じて目指す方向性は、以下の通りです。
- 構造ソフトの技術を活用した新たなプロダクトの開発
- 建設業界におけるデジタル化の推進
- クライアント企業との連携強化
株式会社Arentの概要
株式会社Arentは、2012年7月2日に設立され、資本金は5億45百万円です。主な事業内容は、建設業界を中心としたDXコンサルティング、システム開発、システム販売です。特に、顧客のニーズに応じたコンサルティングを行い、高度なコア技術を見極め、システム化し、デジタル事業化までを一貫して提供しています。
本社所在地は、東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル3階で、公式ウェブサイトは こちら です。また、問い合わせ先は info@arent3d.com となっています。
構造ソフトについて
株式会社構造ソフトは、建築関連のパッケージソフトウェアの企画・開発・販売を行っている企業であり、その技術力は業界内で高く評価されています。具体的には、BIM(Building Information Modeling)を活用したソフトウェアの提供を行っており、これにより建設業界における効率化や品質向上に寄与しています。
構造ソフトが持つ技術は、Arentのアプリ連携型プラットフォームに統合されることで、さらに多くの建設企業に活用されることが期待されます。これにより、業界全体のデジタル化が進むとともに、クライアント企業の競争力向上にも寄与することが見込まれています。
今後の展望とまとめ
今回の株式取得は、Arentが建設業界におけるDX推進に向けた重要なステップとなります。構造ソフトとの連携により、Arentはより一層の技術革新を追求し、顧客に対して高品質なサービスを提供していく方針です。
以下に、今回の発表の要点をまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 企業名 | 株式会社Arent |
| 株式取得対象 | 株式会社構造ソフト |
| 持分比率 | 100% |
| 設立年 | 2012年 |
| 事業内容 | 建設DXコンサルティング、システム開発、システム販売 |
| 代表者 | 鴨林 広軌 |
| 本社所在地 | 東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル3階 |
このように、Arentは構造ソフトの技術を取り入れることで、建設業界のデジタル化をさらに推進し、顧客に対して価値あるサービスを提供していくことを目指しています。
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