2024年12月16日開始！トキワ荘通りをARで巡る新観光アプリ登場

AR技術を活用した新たな観光体験

curiosity株式会社は、2024年12月16日に発表したプレスリリースにおいて、マンガ文化を体感できる新たな観光アプリ「トキワ荘通りAR探訪」の企画開発を行ったことを明らかにしました。本アプリは、令和6年度日本博2.0事業の一環として、レインボーバード合同会社や独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁の協力のもと、国内外の観光客に向けて提供されます。

このアプリは、マンガの巨匠たちが青春を過ごした「トキワ荘通り」を訪れる観光客に対し、現代マンガ発祥の地を巡る体験を、AR技術を用いたマンガ的な表現で提供することを目的としています。観光客は、トキワ荘通りの歴史や文化を深く理解しながら、楽しさを感じることができる新しい観光体験を享受できます。

トキワ荘通りAR探訪の特徴

「トキワ荘通りAR探訪」は、豊島区南長崎エリアに位置するトキワ荘ゆかりのスポットをAR技術で巡ることができるアプリです。アプリを使用すると、実際の景色がマンガの中に迷い込んだような世界に変化し、ユーザーはフキダシやオノマトペを通じて、マンガ的なデザイン表現を楽しむことができます。

このアプリの最大の魅力は、地域の公式キャラクター「かきとらさん」が登場し、観光地の魅力をユーモラスに紹介してくれる点です。まるで友達と一緒に散策しているかのような体験ができ、観光地に対する親しみを感じられます。

マンガ的表現のARガイド

ARガイドスポットでは、実際の風景にキャラクターやフキダシが現れ、ユーザーはマンガを読んでいるかのような感覚で観光ガイドを楽しむことができます。これにより、観光の楽しさが一層増し、訪れる場所の魅力を深く理解することができます。

また、ARでないスポットでは、歴史的背景やエピソードがテキストと画像で掲載されており、知識を深めるための情報も充実しています。観光を通じて、マンガ文化の歴史や背景を学ぶことができるのも、このアプリの大きな特徴です。

多彩なガイド体験

「トキワ荘通りAR探訪」では、2種類のガイド体験が用意されています。ARガイドスポットでは、現実の風景にキャラクターやフキダシが現れ、訪れる場所の魅力を伝えてくれます。一方、ARでないスポットでは、テキストと画像を通じて歴史的な背景やエピソードを知ることができます。

これにより、観光客は自分のペースで情報を得ながら、興味のあるスポットを自由に探索できるようになっています。特に、ARガイドの体験は、マンガの世界に没入する感覚を与え、より深い体験を提供します。

該当スポットと体験フロー

アプリでは、20箇所にわたるトキワ荘の歴史や背景を探求することができます。そのうちの6箇所では「かきとらさん」がARで登場し、ユーザーをマンガの世界へと誘います。

アプリを使用する際の流れは以下の通りです：

1. アプリの地図を手に、まずはスポットを探索します。
2. 特定のスポットに近づくと、ARガイドがスタートできるようになります。
3. ARボタンをタップすれば、「かきとらさん」が登場し、楽しい解説を行います。

このように、AR技術を駆使した新しい観光体験が、旅行をより特別なものにしてくれます。

アプリの詳細情報

「トキワ荘通りAR探訪」は、以下の情報で提供されています：

ダウンロードは、こちらから行えます。また、公式サイトはこちらです。

curiosity株式会社について

curiosity株式会社は、XR（AR/MR）や新技術を活用したデジタルアトラクションなど、リアル体験エンターテインメントを企画開発するクリエイティブスタジオです。彼らのテーマは“Immersive Entertainment”であり、観光体験をより魅力的にするための新しい技術を導入しています。

詳細は、公式サイト（こちら）をご覧ください。

以上の内容をまとめると、AR技術を駆使した「トキワ荘通りAR探訪」は、マンガ文化の聖地を訪れる観光客にとって新たな体験を提供するアプリです。マンガ的な表現を通じて、観光地の魅力を深く理解し、楽しむことができるため、訪れる価値があるでしょう。

AR技術を活用したこのアプリは、観光客に新たな視点からトキワ荘通りを体験させ、マンガ文化の深さを感じる機会を提供します。