リスモン、12月15日より反社APIのデータ拡張を開始し企業の反社チェックを効率化
ベストカレンダー編集部
2024年12月16日 11:50
反社APIデータ拡張
開催日:12月15日
リスモンAPIサービス「反社API」のデータ拡張について
リスクモンスター株式会社(以下「リスモン」)は、2024年12月15日より、法人向け与信管理クラウドサービスの一環として提供しているリスモンAPIサービスにおいて、「反社API」の提供データを拡張しました。この拡張により、企業の反社チェックやコンプライアンスチェック業務がさらに効率化され、より安全な取引を実現するための支援を行います。
リスモンが保有するデータベースとの連携範囲が広がることにより、企業担当者が抱える反社チェックに関する課題を解決することが可能となります。具体的には、取引先の会社名や代表者を新聞記事検索ツールで調べる手間や、ホームページを検索して前回チェック時点からの変更を確認する手間、Web検索や新聞検索の結果を手作業で精査する手間を大幅に削減することが期待されます。
サービス拡充の背景
企業は、会社法による内部統制システムの整備義務や暴力団対策法(暴対法)の制定などを背景に、反社会的勢力を排除する取り組みやコンプライアンス体制の構築が求められています。この流れは年々強まっており、企業を取り巻く深刻な事件やニュースも後を絶ちません。
このような状況の中で、企業は自社のガバナンス体制を整えるだけでなく、取引先の不祥事が自社に影響を及ぼす危険性を考慮する必要性が高まっています。上場企業に限らず、すべての企業が取引先の審査および反社チェック・コンプライアンスチェックの実施体制を構築すべき時代です。
リスモンの「反社API」サービスの特長
リスモンの反社APIサービスは、企業が抱える反社チェック業務の課題を解決するために設計されています。以下はその特長です。
- ワンクリックで情報抽出が可能:反社チェックプロセスを簡略化し、「企業情報」「新聞記事」「Webニュース」「反社懸念情報」をワンクリックで漏れなくピックアップできます。
- 自社システムへAPI連携:提供データが従来の6項目から15項目に拡張され、取引先との取引判定に必要な情報がより豊富に提供されます。
- 詳細情報はシングルサインオンで確認:取得した詳細データは、リスモンのクラウドシステムにシングルサインオンを経由して確認でき、取得履歴も自動保存されるため、保存し忘れの心配もありません。
提供データの詳細
今回のリリースにより、リスモンAPIサービスでは、以下の情報を提供します。
- 企業情報API:法人番号、商号、郵便番号、所在地、電話番号などの法人基礎情報に加え、従業員数や売上高などの企業情報を提供。
- 格付API:倒産企業実績に基づくA~Fの6段階の信用評価指標であるRM格付を提供。
- 反社API:反社警戒、事件事故、訴訟問題、行政処分の4つの情報区分と商号、代表者、役員、グループ企業の4つの法人・個人区分を組み合わせた合計15項目のヒット件数を提供。
リスモンAPIサービスの概要
リスモンAPIサービスは、540万社を超える企業データベースを有し、与信判断に役立つ指標や反社・コンプライアンスリスク指標を自動で自社システムに連携することが可能です。企業様の利用用途に応じて、3種類のAPI情報区分を用意しています。
特に、リスモンのAPIサービスは、企業が反社チェックやコンプライアンスチェックを行う際の負担を軽減し、業務効率を向上させるための強力なツールとなります。
リスモンの会社情報
リスクモンスター株式会社は、2000年9月に設立され、法人会員向けビジネスを中心に、教育関連事業やビジネスポータルサイト事業、BPOサービス事業、海外事業などを展開しています。2024年9月末時点でのリスモングループ会員数は14,256に達しています。
以下はリスモンの基本情報です。
項目 | 詳細 |
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社名 | リスクモンスター株式会社 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋2-16-5 RMGビル |
代表取締役 | 藤本 太一 |
設立 | 2000年9月 |
上場区分 | 東証スタンダード市場(証券コード:3768) |
HP | https://www.riskmonster.co.jp/ |
リスモンの提供する反社APIサービスは、企業のリスクマネジメントや与信管理において重要な役割を果たすことが期待されます。今後も企業のニーズに応じたサービスの拡充が進むことで、より多くの企業が安心して取引できる環境が整うことが望まれます。
参考リンク: