Z世代のための新カレーメニューが12月23日から東山商店街で販売開始

Z世代が本当に食べたいカレーとは？

関西学院大学商学部の石淵ゼミが、株式会社Mandrillus（マンドリルカレー）との共同プロジェクトを通じて、カレーと鉄鍋を活かした新たなメニューを開発しました。このプロジェクトは、Z世代の消費者のニーズに応えるために行われ、具体的なメニュー構成と販売場所が決定されています。

この新しい取り組みは、2024年12月17日に発表され、関西学院大学上ヶ原キャンパスと神戸市兵庫区の東山商店街内にて、特製メニューが販売されることが決まりました。以下に、開発されたメニューの詳細を紹介します。

新メニューの紹介

開発されたメニューは、カレーを基にしたものと鉄鍋を活かしたものがあり、以下の4品が特に注目されています。

• おしゃべりな山田さんカレードリア
• 鉄鍋フレンチトースト
• カレー屋さんの特製ホットサンド
• ごろっと満月カレーボール

おしゃべりな山田さんカレードリア

このドリアは、ポークカレーベースにブロッコリーやじゃがいもを加え、チーズとホワイトソースがアクセントとなっています。寒い冬にぴったりの、鉄鍋でぐつぐつ煮込まれたあつあつのドリアは、栄養にも配慮されたボリューム満点のランチメニューです。販売は関西学院大学上ヶ原キャンパスH号館1階の「鉄鍋キッチン」で、12月16日から18日まで行われます。

鉄鍋フレンチトースト

こちらは、鉄鍋を活かしたフレンチトーストで、バターとはちみつが香るふわとろの食感が特徴です。アイスクリームが添えられており、食事としてもおやつとしても楽しめる一品です。販売場所は同じく「鉄鍋キッチン」で、期間は12月16日から18日となっています。

カレー屋さんの特製ホットサンド

神戸市兵庫区の東山商店街内「マンドリルカレー 東山商店街店」で販売されるこのホットサンドは、チーズ、にんじん、レタスなどが入った本格カレーが詰まっています。テイクアウト可能で、街歩きを楽しみながら手軽に食べることができるため、東山商店街や周辺の公園でのランチに最適です。販売期間は12月23日から31日です。

ごろっと満月カレーボール

このメニューは、チキンカレーをベースにした巨大たこ焼き風のカレーボールです。生地には本格チキンカレーが入っており、特製カレーソースが添えられています。通常のたこ焼きよりも大きく、食事としてもおやつとしても楽しめるボリューム満点の一品です。こちらも「マンドリルカレー 東山商店街店」で、12月23日から31日までの販売です。

取組みの背景と目的

このプロジェクトは、関西学院大学の石淵ゼミが、マーケティングを活用した飲食料品の共同開発を行ってきた中で実現しました。株式会社Mandrillusは、2024年度から大学内のレストランの運営を一部担うことになり、Z世代の顧客層を開拓するために、大学の学生とのコラボレーションを行いました。

ゼミ生は、2024年度春学期から食に関する消費者行動研究を学び、9月からは市場内店舗や大学内店舗の課題分析を行い、カレーと鉄鍋を活かしたメニューの開発に取り組みました。ターゲット顧客層に受け入れられるカレーをテーマに、チームごとに議論を重ね、最終的なメニューが決定されました。

メニュー開発の過程

メニューの選定後は、試作と試食を繰り返し、具材や盛り付けに関する改良が行われました。また、プロモーションの一環として、SNSに投稿するための動画作成も実施され、若い世代へのアプローチが行われました。

株式会社Mandrillusの代表取締役である深澤宏樹氏は、「Z世代とともに商品開発を行う中で、多くの学びがあり、既存の価値観にとらわれないアイデアがたくさん出てきた」とコメントしています。

まとめ

このプロジェクトでは、関西学院大学の学生と株式会社Mandrillusが協力し、Z世代が求める新しいカレーの形を提案しました。開発されたメニューは、冬にぴったりの温かい料理や、手軽に楽しめるホットサンドなど、バラエティに富んでいます。以下に、開発されたメニューの概要をまとめます。

このように、関西学院大学と株式会社Mandrillusの共同プロジェクトは、Z世代のニーズに応える新しいカレーの形を提供することを目指しています。今後の展開に注目が集まります。