ASAI京都四条で12月25日まで廃材を活用したクリスマスツリー展示中
ベストカレンダー編集部
2024年12月18日 11:34
廃材クリスマスツリー展示
開催期間:12月18日〜12月25日
ASAI京都四条にて手作りの廃材クリスマスツリーを展示
デュシット・インターナショナルが運営するASAI京都四条では、2024年12月25日(水)まで、京都で回収された廃材を使用したクリスマスツリーを展示しています。この取り組みは、スタッフ全員が力を合わせて手作りしたもので、館内1階のタイレストラン「ソイ・ギャン」にて見ることができます。ホテル名の「ASAI(アサイ)」は、タイ語で「地元の人と共に生きる」という意味であり、地域の人々やお客様と共に温かいクリスマスを作り上げたいという想いが込められています。
クリスマスシーズンを彩るこのユニークなクリスマスツリーは、捨てられる運命にあった廃材を巧みに活用し、当館らしい温もりあふれるクリスマスを届けることを目的としています。スタッフの想いから生まれたこのツリーは、単に市販のものを飾るのではなく、創造性とホスピタリティ精神が詰まった特別な作品です。
サステナビリティへの取り組み
ASAI京都四条は、タイ発祥のホスピタリティグループであるデュシット・インターナショナルの一員として、持続可能性を重視しています。2023年からは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援する「ツリー・オブ・ライフ(Tree of Life)」プログラムに取り組んでおり、環境や地域社会に貢献する具体的な行動を示しています。
このプログラムは、絶滅危惧種の保護や食品廃棄物の削減、エネルギーの節約など、31のESG(環境・社会・ガバナンス)基準に基づいて計画されています。ASAI京都四条では、これらの取り組みを実践するために、スタッフ全員で3週間をかけて、京都の大工から譲り受けた廃材を使用したカラフルなクリスマスツリーを制作しました。
地域との絆を深める活動
このクリスマスツリーの制作を通じて、ASAI京都四条ではお客様に楽しいクリスマス空間を提供するだけでなく、従業員同士のコミュニケーションを活性化し、地域への帰属意識を醸成することも目指しています。地域の人々と共にクリスマスを祝うことで、持続可能性への思いを共有し、絆を深めることができると考えています。
また、この廃材を活用したクリスマスツリーは、クリスマス後にデュシットファームの看板に再利用され、一部は肥料として活用される予定です。限りある資源を無駄にせず、持続可能な運営を目指す姿勢が感じられます。
ASAI京都四条の概要と地域活動
ASAI京都四条は、2023年6月1日に京都の中心地、四条烏丸エリアにオープンしたライフスタイルホテルです。ホテルのコンセプトは「BE A LOCAL EVERYWHERE」であり、地元の人々と共に過ごすことを重視しています。客室数は114室で、スタイリッシュかつ機能的な客室に加え、「Eat(食べる)」「Work(学ぶ)」「Play(遊ぶ)」エリアを備え、京都の魅力を地元民のように楽しむことができる各種アクティビティも提供しています。
地域活動にも積極的で、町内会の一員として地元行事や清掃活動に参加しています。開業1周年の際には、チャリティー募金「100円ガチャポン」を企画し、能登半島地震の被災者支援として日本赤十字社へ寄付を行いました。これらの活動により、地域の一員としての役割を果たしています。
デュシット・インターナショナルの企業理念
デュシット・インターナショナルは、1948年に設立されたタイの大手ホスピタリティグループであり、ホテルとリゾート、ホスピタリティ教育、食品、不動産開発など多岐にわたるビジネスを展開しています。グループは、世界19か国で300以上の施設を運営し、持続可能な成長のための長期戦略を掲げています。
詳細については、デュシット・インターナショナルの公式ウェブサイトをご覧ください。
まとめ
取り組み内容 | 詳細 |
---|---|
クリスマスツリーの展示 | 廃材を使用した手作りのクリスマスツリーを展示(2024年12月25日まで) |
サステナビリティプログラム | 国連のSDGsを支援する「ツリー・オブ・ライフ」プログラムに取り組む |
地域活動 | 地元行事への参加やチャリティー募金などの地域貢献活動を実施 |
ASAI京都四条における廃材を活用したクリスマスツリーの展示は、地域との絆を深めるとともに、持続可能な社会への貢献を目指す重要な取り組みです。これにより、訪れる人々に温かいクリスマスの雰囲気を提供し、資源を大切にする心を育むことが期待されています。
参考リンク: