大東企業、12月18日にオーストラリアの寿司チェーン『Sushi D‘lite』事業譲受を発表

大東企業株式会社がオーストラリアの寿司ファーストフードチェーン事業を譲受

2024年12月18日、大東企業株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：北尾拓也）は、オーストラリアでテイクアウト寿司店を展開するFRESH LIFE (AUSTRALIA) PTY LTD.（所在地：Unit 5/34 Newheath Drive Arundel、Qld 4214、代表取締役：田井敏秀）より、すし、和食のファーストフード店『Sushi D‘lite（スシ・デライト）』事業を譲り受けることを発表しました。これは、グローバルに活躍する料理人の育成を目指す取り組みの一環として、地域の人々に日本の食文化の魅力を伝えるための重要なステップとなります。

事業譲受の背景と目的

大東企業株式会社は、企業ミッションとして“日本の食文化を伝える料理人の技を通して、地域の人々と社会を楽しく”を掲げています。このミッションのもと、地域のお客様に「美味しさ」と「楽しさ」を届ける活動を行い、日本の食を世界へと発信してきました。特に、2022年秋には「板前オープンスクール」を開講し、職歴や年齢に関係なく自社店舗で働きながら学べる環境を提供しています。

このような取り組みを通じて、海外でも活躍できるグローバルな人材の育成を目指しています。今回の事業譲受は、オーストラリアにおいて寿司の生産・販売の拠点を新たに確保するだけでなく、次世代の料理人を育成するための重要な機会となります。

『Sushi D‘lite』の魅力

『Sushi D‘lite』は、オーストラリアの観光地であるゴールドコーストやブリスベンに位置し、2006年に1号店をオープンしました。現在、商業施設内に複数店舗を展開しており、特に有名なショッピングモール「ウェストフィールド」にも出店しています。

この店舗名には「D‘lite=喜ぶ、楽しむ」という思いが込められており、オーストラリアで寿司のおいしさや楽しさを広める役割を果たしています。日本人が経営する寿司チェーンは珍しく、顧客からは商品の品質が高く評価されています。

事業譲受の具体的な内容

譲り受けるのは、『Sushi D‘lite』にかかわる事業全般であり、具体的には以下の内容が含まれます。

• 『Sushi D‘lite』の店舗（6店舗）
• セントラルキッチン

これにより、オーストラリア市場における寿司の生産・販売の基盤を強化し、さらにグローバルな人材を育成することが期待されています。

事業譲受企業の概要

事業譲受に関する具体的な企業情報は以下の通りです。

大東企業株式会社の概要

大東企業株式会社は1927年に創業し、銀座エリアを中心に『個室会席 北大路』『個室和食 東山』などの飲食店を運営しています。現在、国内28店舗、海外1店舗を展開しており、特にタイ・バンコクにおいても店舗を運営しています。

企業ミッションとして“日本の食文化を伝える料理人の技を通して、地域の人々と社会を楽しく”を掲げ、地域のお客様に「美味しさ」と「楽しさ」を届けることを目指しています。今後もさらなる海外出店を計画しており、グローバルな人材の育成に力を入れていきます。

会社概要

大東企業株式会社の今回の事業譲受は、日本の食文化を世界に広めるための重要な一歩であり、今後の展開が期待されます。オーストラリアでの寿司の普及と、グローバルな料理人の育成に向けた取り組みが進む中で、地域の人々に「美味しさ」と「楽しさ」を提供することが目指されています。