2025年1月15日、HSI JAPANとジャイド社が化粧品開発展で新製品を初披露
ベストカレンダー編集部
2024年12月19日 09:50
化粧品開発展出展
開催期間:1月15日〜1月17日
日本初のヘンプ精油とフローラルウォーターのINCI承認
2024年12月19日、HSI JAPAN株式会社は、株式会社ジャイドとの業務提携を発表しました。この提携により、南仏プロヴァンス産のオーガニックヘンプ精油とヘンプフローラルウォーターを活用した化粧品の製造が加速し、日本市場における新たな展開が期待されます。
特に注目すべきは、ヘンプ精油とヘンプフローラルウォーターのINCI名称が日本で初めて登録され、承認されたことです。このことにより、日本国内の化粧品製造業者は、これらの原料を使用した製品を市場に投入することが可能になります。
業務提携の背景と目的
HSI JAPAN株式会社は、南仏プロヴァンスの自然環境で育まれた高品質なヘンプ製品を日本市場に展開しています。今回の業務提携は、法改正に伴い、高品質なヘンプ製品を迅速に市場に届ける体制を整えることを目的としています。
ジャイド社の製造設備や技術を活用することで、化粧品や医薬部外品分野への応用が可能になり、B2B顧客の多様なニーズに応えることを目指しています。
提携の具体的な取り組み
本提携では、以下の取り組みを重点的に進めていきます:
- 南仏プロヴァンス産ヘンプ精油およびフローラルウォーターを原料とした製品の企画・製造。
- 最小ロット500個から大規模生産まで対応可能な体制の構築。
- 高い安全基準と品質管理の下で、オーガニック認証基準を満たした製品開発。
- スキンケア、ヘアケア、リラクゼーション製品のほか、新たなカテゴリーへの展開。
市場拡大と新たな分野への展開
HSI JAPAN株式会社は、ヘンプ製品の市場拡大を図ると同時に、フェムテックをはじめとした新たな分野への展開も計画しています。具体的には、2025年1月15日から17日に東京ビッグサイトで開催される『第15回 化粧品開発展』に出展し、提携の成果として開発したサンプル製品を初披露する予定です。
この展示会を通じて、業界関係者や消費者に向けて、ヘンプ製品の魅力や可能性を広く伝えることが期待されています。
ヘンプ精油とフローラルウォーターの特長
ヘンプ精油は、Cannabis Sativa Stem OilというINCI名で登録されており、ヘンプフローラルウォーターはCannabis Sativa Stem WaterというINCI名で登録されています。これにより、これらの成分を使用した化粧品が日本において正式に認可され、製品化が可能となります。
ヘンプ製品は、オーガニックであることから、肌に優しく、自然由来の成分を求める消費者にとって魅力的な選択肢となります。また、ヘンプには保湿効果や抗炎症作用が期待されており、スキンケアやヘアケア商品の原料としての可能性が高いとされています。
製造・お問い合わせ先
ヘンプ精油やヘンプフローラルウォーターを使用した製品の製造に関心のある企業は、以下の情報を参考にしてください。
- 会社名:
- 株式会社Rays
- 住所:
- 〒372-0812 群馬県伊勢崎市連取町1774-6
- ウェブサイト:
- https://www.rays-co.com/jigyou/oem/hemp/
まとめ
HSI JAPAN株式会社と株式会社ジャイドの業務提携により、日本初のヘンプ精油とヘンプフローラルウォーターのINCI承認が実現しました。この提携は、日本市場におけるヘンプ製品の製造と展開を加速させる重要なステップとなります。
今後、南仏プロヴァンス産のオーガニックヘンプを基にした製品が市場に登場することで、消費者に新たな選択肢を提供し、業界全体の活性化に寄与することが期待されています。
項目 | 内容 |
---|---|
提携企業 | HSI JAPAN株式会社、株式会社ジャイド |
INCI名 | ヘンプ精油:Cannabis Sativa Stem Oil ヘンプフローラルウォーター:Cannabis Sativa Stem Water |
製造ロット | 最小500個から対応 |
展示会 | 第15回 化粧品開発展(2025年1月15日~17日、東京ビッグサイト) |
ウェブサイト | https://www.rays-co.com/jigyou/oem/hemp/ |
このように、ヘンプ精油とヘンプフローラルウォーターの導入は、日本の化粧品市場において新たな潮流を生む可能性があります。今後の動向に注目が集まります。
参考リンク: