2025年1月8日発売！コシノ三姉妹の共著で語るファッション界の成功秘話

奇跡の三姉妹、初の共著が誕生

株式会社中央公論新社は、2025年1月8日にコシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコの三姉妹による単行本『コシノ三姉妹　向こう岸、見ているだけでは渡れない』を発売します。この書籍は、彼女たちの人生やキャリアの集大成であり、特にファッション界での影響力や、彼女たちがどのようにして世界的なデザイナーになったのかを探求する内容となっています。

三姉妹は、大阪・岸和田のコシノ洋装店で生まれ育ち、それぞれが独自の道を歩みながらも、共にファッション界での地位を築いてきました。彼女たちの物語は、パリコレの屈辱や不渡り騒動、離婚など、さまざまな波瀾万丈な経験を経て、揃って世界的なファッションデザイナーとして成功を収めるまでの過程を描いています。

著者紹介と彼女たちの哲学

本書の著者である三姉妹はそれぞれ、独自の視点と哲学を持っています。長女のコシノヒロコさんは、人生の中でのコンプレックスを武器に変える力を持っています。彼女は、1957年に文化服装学院に入学し、1978年からはローマやパリなどでコレクションを発表し続け、97年には毎日ファッション大賞を受賞しました。

次女のコシノジュンコさんは、「一番若いのは『今』」という信念を持ち、1959年に文化服装学院に入学しました。彼女は78年から22年間、パリ・コレクションに参加し、国際的な文化交流に力を入れています。彼女はレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエや旭日中綬章を受章し、文化功労者としても知られています。

末っ子のコシノミチコさんは、「大切なのは自分を信じる力」を信条にしています。1973年からロンドンを拠点に活動を開始し、斬新なプロダクトを生み出すことで知られています。彼女のコレクションは、80年代ストリートカルチャーの象徴として、英国のヴィクトリア＆アルバート博物館に収蔵されています。また、彼女は世界で初めてブランドコンドームを発表し、エイズ撲滅運動にも貢献しています。

書籍の内容と特徴

『コシノ三姉妹　向こう岸、見ているだけでは渡れない』は、三姉妹の人生哲学やキャリアの秘訣を余すところなく語る内容となっています。彼女たちの言葉は、読者にとってインスピレーションとなり、自己を見つめ直すきっかけになることでしょう。

この書籍は、三姉妹それぞれの視点からのエッセイ形式で構成されており、彼女たちの経験や学びを通して、読者に勇気や希望を与える内容が展開されています。特に、彼女たちがどのようにして逆境を乗り越え、成功を収めてきたのかを知ることができる貴重な一冊です。

書誌情報と今後の展開

書籍の詳細情報は以下の通りです。

さらに、2025年の初夏には、朝ドラ『カーネーション』のモデルとなった母・小篠綾子さんと三姉妹の人生を描く映画『ゴッドマザー コシノアヤコの生涯』の公開が決定しています。この映画もまた、三姉妹の魅力を新たな形で伝えるものとなるでしょう。

まとめ

『コシノ三姉妹　向こう岸、見ているだけでは渡れない』は、三姉妹の人生やキャリアを深く掘り下げた内容であり、彼女たちの哲学や経験が詰まった一冊です。ファッション界での成功を収めた彼女たちのストーリーは、読者にとって大きな刺激となることでしょう。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。

この書籍と映画は、ファッションや人生に興味がある方々にとって、非常に魅力的なコンテンツとなるでしょう。