帯広市でコミックを使った新しいハラスメント研修が12月19日開始

帯広市コミック研修開始

開催日:12月19日

帯広市コミック研修開始
コミックラーニングって何?
コミックラーニングは、コミック形式の教材を使って職員がハラスメントについて学ぶ研修サービスです。
帯広市でのコミックラーニングの目的は?
帯広市では、職員の学習意欲を高め、ハラスメントに関する知識を効果的に習得することを目的としています。

帯広市における新しい研修手法:コミックラーニングの導入

2024年12月19日、パーソルイノベーション株式会社が提供するコミック教材を活用した研修サービス『コミックラーニング』が、北海道帯広市においてハラスメントに関する研修教材を提供しました。この取り組みは、道内自治体としては初の試みであり、職員の学ぶ意欲を引き出す新しい手法として注目されています。

『コミックラーニング』は、コミックという形式を用いて職員がハラスメントについて学ぶことを目的としています。従来の研修手法では、職員の学びたいという意欲を引き出すことが難しいとされていましたが、コミックを通じて具体的な状況をイメージしやすくすることで、より効果的な学習が期待されています。

道内自治体初 帯広市職員、コミックでハラスメントを学習?!コミック教材を活用した研修サービス『コミックラーニング』 で 画像 2

帯広市の取り組みの背景

帯広市では、これまでの研修手法に対して限界を感じていました。職員の学習意欲が低く、学習効果も限定的であったため、新しいアプローチが必要とされていました。人事課の研修担当者は、職員に気軽にハラスメントに関する知識を習得してもらいたいという思いから、『コミックラーニング』を導入することに決定しました。

この研修を通じて、ハラスメントは誰にでも起こりうる問題であることを全職員に理解してもらい、誰もが安心して働ける環境を整えることが狙いです。

道内自治体初 帯広市職員、コミックでハラスメントを学習?!コミック教材を活用した研修サービス『コミックラーニング』 で 画像 3

コミックラーニングの導入内容

『コミックラーニング』の導入プランは、オリジナルコミックプランであり、主にパワーハラスメントに関する内容が含まれています。対象者は全職員で、正職員は約1,300名にのぼります。このように広範囲にわたる研修を実施することで、全職員がハラスメントについての理解を深め、適切な対応ができるようになることが期待されています。

道内自治体初 帯広市職員、コミックでハラスメントを学習?!コミック教材を活用した研修サービス『コミックラーニング』 で 画像 4

教材の内容について

『コミックラーニング』の教材は、分かりやすさと共感性を強みにしたコミック形式で提供されます。具体的な状況を描いたストーリーを通じて、職員は実際の業務に即した形でハラスメントについて学ぶことができます。これにより、職員の学習意欲を高め、実践的な知識を身につけることが可能になります。

コミックラーニングの成長と期待される効果

『コミックラーニング』は、2021年8月にサービスを開始し、2024年9月2日にはユーザー数が110万人を突破しました。この成長は、ハラスメントやコンプライアンスに対する関心の高まりを反映しています。

導入を決定した企業からは、「クリエイティブ面のクオリティや斬新なストーリーが決め手となった」、「参加率が上がることを期待している」、「従業員のコンプライアンス意識の向上が顧客満足度の向上にもつながる」といった声が寄せられています。これらの期待は、今後の企業の成長に寄与することが見込まれています。

対談動画の公開と視聴数の記録

最近、ビジネス動画プラットフォーム「bizplay」で公開された『コミックラーニング』事業責任者の仙波敦子と経営学者の入山章栄氏による対談動画が、サービス開始以来の過去最高の視聴数を記録しました。このことは、コミックラーニングの注目度が高まっていることを示しています。

パーソルイノベーション株式会社の概要

パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの一員として、次世代の事業創造を目指して2019年4月に設立されました。リスキリング支援サービスや新規事業創出プログラムを運営し、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。

具体的には、以下のサービスを提供しています:

  • リスキリング支援サービス『Reskilling Camp(リスキリング キャンプ)』
  • 新規事業創出プログラム『Drit(ドリット)』
  • コミック教材を活用した研修サービス『コミックラーニング』
  • 副業マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』

これらのサービスを通じて、パーソルグループのイノベーションを加速させることを目指しています。

まとめ

今回の『コミックラーニング』の導入は、帯広市におけるハラスメント研修の新たな一歩を示しています。コミックを通じて学ぶことで、職員の学びたいという意欲を引き出し、より効果的な研修が実現されることが期待されています。今後もこのような新しい手法が広がり、自治体や企業におけるハラスメント対策が進展することが望まれます。

項目 内容
導入自治体 北海道帯広市
導入プラン オリジナルコミックプラン
対象者 全職員(正職員約1,300名)
教材内容 パワーハラスメントに関するコミック教材
ユーザー数 110万人(2024年9月2日現在)
サービス開始日 2021年8月

このように、コミックラーニングは新しい形の研修として、多くの人々に受け入れられており、今後の展開が期待される分野であると言えるでしょう。

参考リンク: