2025年1月8日から開催!鈴木ひょっとこの個展「state of flux」東京で開催
ベストカレンダー編集部
2024年12月19日 15:17
鈴木ひょっとこ個展
開催期間:1月8日〜1月25日
鈴木ひょっとこの個展「state of flux」の開催について
現代アートのギャラリーを運営する株式会社タグボートが、2025年1月8日(水)から1月25日(土)まで、東京・日本橋富沢町にあるtagboatにて、現代アーティスト・鈴木ひょっとこの個展「state of flux」を開催します。この展覧会では、浮世絵のユーモアや風刺を取り入れた作品群が展示され、観客に新たな視点を提供します。
鈴木ひょっとこは、家電や食品といった日常の消費物を鮮やかな色彩と独自の構図で描き、時代を超えた物語を紡いできました。本展では、人気シリーズの「家電図」や「スイーツ」に加え、作家自身の体験から生まれた新作も発表されます。この個展のタイトル「state of flux」には、万物流転の中で変化を受け入れ、新たな方向性を模索する意味が込められています。
展覧会のテーマと作品の特徴
鈴木ひょっとこの作品は、昨年作家が直面した身近な人の急逝やその後の変化を経て生まれたものです。制作過程では、生と死、時間や感情の移ろいをモチーフにし、人間の普遍性に向き合う問いが描かれています。これまでのユーモアやポップを基調とした作風に通じる要素を残しながらも、新たな側面を感じさせる作品が並ぶことでしょう。
今回は、現代の家電製品やスイーツと伝統的な浮世絵を組み合わせた人気シリーズに加え、以下のような注目作品が展示されます:
- 『家電図 ターンテーブルへ舞い散る』 – 2024年、キャンバスにアクリル絵具、サイズ:H112×W145.5×D3.2cm
- 『尾州味見原 ~紅茶バーム喰う編~』 – 2024年、キャンバスにアクリル絵具、サイズ:H22.7×W22.7×D2cm
- 『顔の穴 ~錠侍口中合戦図~』 – 2024年、キャンバスにアクリル絵具、サイズ:H72.7×W72.7×D2cm
- 『骨の窓 ~親獅子は心配症~』 – 2024年、キャンバスにアクリル絵具、サイズ:H72.7×W50×D2cm
制作風景と作品の事前抽選
鈴木ひょっとこの制作風景を紹介する動画も公開されており、制作過程や使用している道具、作業の詳細を映し出しています。この動画を通じて、作家の技術や創造的なプロセスを垣間見ることができます。
また、個展に出展される作品の一部は事前抽選で購入することが可能です。抽選応募期間は2024年12月17日(火)から12月24日(火)までで、当選者には2024年12月25日(水)に連絡が行われます。作品の支払い締め切りは2025年1月5日(日)までです。
抽選方法については、応募期間中に専用の応募フォームから申し込むことが必要です。お一人様4点までの申し込みが可能で、当選後の変更やキャンセルはできませんので、購入意思のある作品のみ選択することが求められます。
オープニングレセプションとアーティストプロフィール
個展初日にはオープニングレセプションが開催され、日時は2025年1月8日(水)18:00から20:00までです。入場は無料で、予約も不要ですので、誰でも気軽に参加することができます。展覧会初日のオープニングレセプションでは、作家本人が在廊予定となっています。
鈴木ひょっとこは、2003年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科に入学し、2007年に同大学を卒業しました。彼の作品は、浮世絵に描かれたユーモアや風刺表現に影響を受け、家電製品や飲食物といった消費される生活用品をモチーフにしたものが多く、現代と昔とが融合した作品を発表しています。
開催概要
鈴木ひょっとこ「state of flux」の開催概要は以下の通りです:
イベント名 | 鈴木ひょっとこ「state of flux」 |
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開催期間 | 2025年1月8日(水) ~ 1月25日(土) |
営業時間 | 11:00-19:00(休廊:日月祝) |
初日オープン時間 | 17:00 |
オープニングレセプション | 1月8日(水)18:00-20:00 |
会場 | tagboat 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町7-1 ザ・パークレックス人形町 1F |
この個展は、浮世絵のユーモアや風刺を現代の生活に取り入れた作品を通じて、観客に新たな視点を提供する貴重な機会となるでしょう。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考リンク: