Molton Brown、12月22日にインドネシア初の旗艦店をスラバヤにオープン
ベストカレンダー編集部
2024年12月20日 12:25
インドネシア旗艦店開店
開催日:12月22日
Molton Brown、インドネシアに初進出
英国のフレグランスブランド「Molton Brown(モルトンブラウン)」が、2024年12月22日にインドネシアのスラバヤに初の旗艦店をオープンします。この店舗は、スラバヤのラグジュアリーショッピングモール「Ciputra World Surabaya(チプトラ ワールド スラバヤ)」内に位置し、インドネシア国内でのブランドのプレゼンスを高める重要な拠点となります。
「Molton Brown」は、花王株式会社が展開するブランドであり、グローバル化を進める一環としてアジア市場への進出を強化しています。スラバヤの旗艦店オープンに続き、インドネシア国内でのECサイトの開設や、バリ島をはじめとする高級ホテルでのアメニティ事業も展開する予定です。
ブランドの特徴と歴史
「Molton Brown」は、1971年にロンドンで誕生し、ブリティッシュスタイルを象徴するフレグランスブランドとして知られています。創業以来、製品はメイド・イン・イングランドにこだわり、サステナブルなモノづくりを追求しています。特に、選ばれた成分を使用し、こだわりの技術で濃縮されたフレグランスの品質は非常に高く、エリザベス2世女王陛下より英国王室御用達指定証(Royal Warrant)を授与されています。
また、ロンドン郊外にある自社工場では、環境を意識した製品づくりに取り組んでおり、サステナビリティを重視したブランド戦略を展開しています。
新たな店舗の特徴
インドネシアの旗艦店は、フレグランスプレイグラウンドを導入しており、香水からバス、ハンド製品までをお客様が気軽に試せる造りになっています。来店者は、カウンセリングを受けながら自分に合った香りを見つけることができ、「Molton Brown」の世界観を存分に堪能できる店舗となっています。
さらに、2023年8月からは「Artists of Note」という新しいコンセプトが始まり、3人の英国人クリエイターが「Molton Brown」のアイコンフレグランスを独自の解釈で表現する取り組みが進められています。このプロジェクトは、世界中の「Molton Brown」の展開エリアで発信されており、ブランドへの理解を深めることを目的としています。
グローバル戦略と今後の展開
花王化粧品事業は「グローバル・シャープトップ戦略」を掲げ、「SENSAI(センサイ)」「Curél」とともに「Molton Brown」をグローバル強化のファーストランナーとして位置づけています。2023年にはマレーシアに旗艦店をオープンし、2024年には香港とマカオに初進出する計画です。さらに、2025年以降にはシンガポールやタイにも店舗を展開する予定です。
「Molton Brown」は、出店エリア周辺のラグジュアリーホテルやレストランでアメニティを展開し、顧客とのタッチポイントを増やす「MOLTON BROWN VILLAGE」戦略を推進しています。この戦略により、オンラインとオフラインの融合を図り、ECサイトへの送客を促進しています。
アジア市場での成長
2023年にはマレーシアに2号店をオープンし、順調に売上を拡大しています。また、7月にはホテルアメニティ事業にも参入し、2025年にはECサイトとトラベルリテールを始動する予定です。これにより、「MOLTON BROWN VILLAGE」の確立が進んでいます。
インドネシアの旗艦店オープンにより、アジア各地での導入計画が完了し、今後は各地域での戦略を加速させ、グローバルでの存在感を高めていく方針です。
インドネシア店舗の概要
店舗名 | Molton Brown Ciputra World Surabaya店 |
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所在地 | Ciputra World Surabaya、Jl. Mayjen Sungkono No. 87-89 Surabaya – Indonesia |
営業時間 | 10:00~22:00 |
店舗面積 | 70sqm |
オープン日 | 2024年12月22日 |
この新しい店舗は、インドネシア市場における「Molton Brown」の存在感を高めるだけでなく、ブランドの魅力をより多くの人々に伝える重要な拠点となるでしょう。
以上の内容から、Molton Brownのインドネシア進出は、アジア市場でのさらなる成長を目指す重要なステップであるといえます。今後の展開に注目が集まります。
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