2024年12月、特別な珈琲体験を提供する新会社が本格稼働開始

新会社設立と焙煎開始

開催日:12月1日

新会社設立と焙煎開始
新しい合弁会社って何をするの?
新会社「株式会社特別な珈琲体験を」は、スペシャルティコーヒーの焙煎と販売を行い、オフィスや家庭向けに提供するよ。
この新しい焙煎工場はどこにあるの?
千葉県八千代市に新設された焙煎工場で、特別なスペシャルティコーヒーを製造・販売する拠点として活用されるんだ。

新たな合弁会社の設立とその背景

2024年4月1日、株式会社PHILOCOFFEA(フィロコフィア)と株式会社ダイオーズジャパンは、新たに「株式会社特別な珈琲体験を」を設立することを発表しました。この合弁会社は、千葉県八千代市に新設された専用焙煎工場を拠点に、本格的なスペシャルティコーヒーを提供することを目的としています。PHILOCOFFEAの代表取締役である粕谷哲氏と、ダイオーズジャパンの代表取締役社長である柏崎秀次氏がタッグを組むことで、より多くの人々に特別な珈琲体験を届けることを目指しています。

PHILOCOFFEAは、2016年のバリスタ世界大会『ワールドブリュワーズカップ』でアジア人初の世界チャンピオンに輝いた粕谷哲氏が率いる企業であり、「コーヒーの世界を幸せと感動で満たす」という理念のもと、世界中のコーヒー愛好家に感動を届けてきました。一方、ダイオーズジャパンは日本で初めてオフィスコーヒーサービスを事業化した企業として、現在では全世界で20万軒以上の顧客に幅広いサービスを提供しています。

2016年世界チャンピオン粕谷哲が代表のPHILOCOFFEAダイオーズ ジャパンと「株式会社特別な珈琲体験を」設立、本格始動 画像 2

合弁事業の詳細と目的

新会社「株式会社特別な珈琲体験を」の設立により、PHILOCOFFEAとダイオーズジャパンは、両社の強みを活かした新しい価値創造を目指します。具体的には、以下のような事業内容が予定されています。

  • コーヒーの焙煎及び製造販売
  • オフィス向けスペシャルティコーヒーの焙煎と製造
  • 家庭や外部販売への拡大

出資比率はダイオーズジャパンが60%、PHILOCOFFEAが40%となっており、代表取締役社長には柏崎秀次氏が就任します。取締役には粕谷哲氏が名を連ね、監査役には稲垣賢一氏が就任します。この新会社は、千葉県八千代市のダイオーズの「八千代珈琲焙煎工場」内に設置された専用の焙煎工場を拠点に、特別な珈琲体験を提供するための重要な役割を果たします。

2016年世界チャンピオン粕谷哲が代表のPHILOCOFFEAダイオーズ ジャパンと「株式会社特別な珈琲体験を」設立、本格始動 画像 3

新焙煎工場の特徴と展望

千葉県八千代市に新設された焙煎工場では、粕谷氏が農園で買い付けた生豆を使用し、最高品質のスペシャルティコーヒーを焙煎します。生豆の生産量のうち5%に満たないとされる希少な豆を使用することで、複雑なフレーバーや心地よい後味を引き出し、コーヒー豆のポテンシャルを最大限に引き出す焙煎を行います。

この新工場は、ダイオーズの既存流通網を活用し、オフィスだけでなく家庭や外部販売にも拡大展開することを見据えた重要な拠点となります。これにより、オフィスシーンを中心に日常の中に「特別な珈琲体験を」創り出すことが目標です。

企業概要と今後の展開

株式会社ダイオーズジャパンは、1989年に設立され、東京都千代田区に本社を構える企業です。代表取締役は柏崎秀次氏で、資本金は300百万円であり、事業所向けの各種サービスを提供しています。特にオフィスコーヒーサービスを事業化した先駆者として、ウォーターサービスやティーサービス、定期清掃サービスなど、オフィスで必要とされるさまざまなサービスを展開しています。

一方、PHILOCOFFEAは2017年に設立され、千葉県船橋市に本社を置く自家焙煎スペシャルティコーヒーの販売・卸売・カフェ経営を行う企業です。粕谷哲氏がオーナーとして、品質にこだわったスペシャルティグレードの豆のみを扱い、特別なコーヒー体験を提供しています。

まとめ

新たに設立された「株式会社特別な珈琲体験を」は、PHILOCOFFEAとダイオーズジャパンの強みを融合させ、より多くの人々に特別な珈琲体験を提供することを目指しています。新焙煎工場では、最高品質のスペシャルティコーヒーを焙煎し、オフィスや家庭向けに展開していく予定です。

項目 詳細
新会社名 株式会社特別な珈琲体験を
設立日 2024年4月1日
出資比率 ダイオーズジャパン 60%、PHILOCOFFEA 40%
本社所在地 東京都千代田区丸の内1丁目7番12号
新焙煎工場所在地 千葉県八千代市上高野1777-4
事業内容 コーヒーの焙煎及び製造販売

この新たな取り組みにより、コーヒー業界における新しい価値創造が期待されます。

参考リンク: