2024年ギフト調査結果発表、贈り物の傾向と選び方の重視点が明らかに
ベストカレンダー編集部
2024年12月20日 16:22
ギフト調査結果発表
開催期間:11月1日〜11月7日
ギフトに関する調査結果の概要
マイボイスコム株式会社が実施した「ギフト」に関するインターネット調査の結果が発表されました。この調査は2024年11月1日から7日までの間に行われ、9,167名の回答を基にしています。調査の目的は、直近1年間における贈り物の実態や、ギフト選定時の重視点などを明らかにすることです。
調査の結果、直近1年間に贈り物をした人は全体の6割強に達し、その中で直接会って渡した人は約7割に上ることがわかりました。このデータは、贈り物文化が依然として根強いことを示しています。
贈り物をした回数と機会
調査における贈り物をした回数について、直近1年間に何らかの贈り物をした人は全体の約60%を占めています。特に女性は約75%が贈り物をしたと回答しており、男性の55%と比較して高い比率を示しています。特に60代から70代の女性では、贈り物をした人の割合が8割前後に達しています。
贈った回数のボリュームゾーンは「2~3回」であり、これが最も多い結果となりました。また、贈り物をした機会については、以下のような結果が得られました。
- 誕生日:55.2%
- お中元・お歳暮:40.4%
- 手土産・ご挨拶:20%台
- ちょっとしたお礼・お返し:20%台
- 母の日:20%台
- クリスマス:18.3%
特に「お中元・お歳暮」は男性や高年代層で高く、また、地域的には東北地方での比率が高いことが確認されました。
贈り物をした相手と方法
贈り物をした相手については、最も多いのが「友人・知人」で39.9%を占めています。次いで「自分の親」および「自分の子ども」が各3割強という結果でした。特に「自分の親」に贈り物をする割合は、男性の30代から40代や女性の10代から50代で5割を超える傾向があります。
贈り物をした方法についても調査が行われました。以下のような結果が得られています。
- 直接会って渡す:66.8%
- 宅配便や郵送、振込など:59.1%
- デジタルギフト・eギフトをオンラインで贈る:8.8%
特に10代から20代ではデジタルギフトの割合が4割強に達しており、若年層におけるギフトの形態の変化が見受けられます。
ギフト選定時の重視点とプチギフトの場面
ギフト選定時の重視点については、以下のような結果が得られました。
- 相手の好みにあうか:65.9%
- もらった人が喜ぶか:4割強
- 贈り物の内容が状況にふさわしいか:4割強
- 価格が高すぎたり安すぎたりしないか:4割強
特に女性においては、「もらった人の負担にならないか」や「季節感」などの意識が高いことが確認されました。また、プチギフトを贈った場面については、以下のような結果が得られています。
- ちょっとしたお礼・お返しとして:30.4%
- 訪問時や会うときの手土産として:15%台
- ちょっとしたお祝いとして:15%台
- おすそわけ:15%台
若年層では「ちょっとしたお祝いとして」の割合が高い傾向が見られました。
調査結果のまとめ
今回の調査結果を以下の表にまとめました。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 贈り物をした人の割合 | 6割強 |
| 贈った回数のボリュームゾーン | 2~3回 |
| 贈り物をした機会(誕生日) | 55.2% |
| 贈り物をした相手(友人・知人) | 39.9% |
| 贈り物をした方法(直接会って渡す) | 66.8% |
| ギフト選定時の重視点(相手の好みにあうか) | 65.9% |
| プチギフトを贈った場面(ちょっとしたお礼・お返し) | 30.4% |
この調査結果から、贈り物文化が根強く、特に直接会って渡すことが重視されていることが明らかになりました。また、相手の好みや喜びを重視する傾向が強く、贈り物の選定においては、相手の気持ちを考慮する姿勢が伺えます。これらの結果は、今後のギフト選びや贈り物の文化に影響を与える重要なデータとなるでしょう。
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