12月21日から始まる紀伊山地の特別企画！和歌山で歴史と文化を体感しよう

紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産登録20周年を祝う特別企画

和歌山県は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録されてから20周年を迎えたことを記念して、2024年12月21日より期間限定の特別企画を開催しています。この特別企画では、和歌山県立博物館での特別展や、和歌山市内の歴史ある社寺での特別拝観行事が行われ、訪れる人々に多彩な体験を提供します。

特別展は、和歌山県立博物館にて2024年6月から開催されており、タイトルは「聖地巡礼-熊野と高野-」。この展覧会では、世界遺産の聖地である「高野山」と「熊野」の名宝が、5期にわたって展示されます。

特別展の詳細

特別展は、以下の2つの期に分かれています。

1. 第4期「熊野信仰の美と荘厳-熊野速玉大社の神像と古神宝-」
   期間：2024年12月7日（土）～2025年1月19日（日）
   この期間中は、熊野速玉大社が誇る国宝の神像と古神宝が中心に展示され、熊野信仰の中で生み出された美しい宝物の数々が紹介されます。
2. 第5期「蘇りの地・熊野-熊野本宮大社・湯峰と熊野川-」
   期間：2025年2月1日（土）～3月9日（日）
   熊野本宮大社の歴史と名宝を、山岳修験の「擬死再生」「蘇り」という視点から取り上げ、特別展を締めくくります。

特別展の開催場所は、和歌山県立博物館（和歌山市吹上1-4-14）で、開館時間は9:30から17:00まで（入館は16:30まで）です。観覧料は一般520円、大学生310円で、高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方、県内に在学中の外国人留学生は無料となります。詳細は、和歌山県立博物館の公式サイトをご覧ください。

特別拝観行事の開催

和歌山市では、世界遺産登録20周年を記念して、歴史ある社寺での特別な拝観行事も実施しています。以下は、特別拝観行事の概要です。

• 淡嶋神社
  宝物殿所蔵・通常非公開の宝物を特別公開
  期間：2024年12月29日（日）までの土日祝 11:00～15:00
  費用：中学生以上200円、小人100円
  所要時間：約20分
  申込方法：10名以上の団体のみ受付。1週間前までに要事前予約（TEL：073-459-0043）
• 紀州東照宮
  社殿にある左甚五郎作の彫刻や狩野派・土佐派の壁画をご案内
  期間：2024年12月31日（火）まで 9:00～16:00
  費用：大人1名500円、高校生以下250円（30名以上で1割引き）
  所要時間：15分
  申込方法：事前予約不要
• 伊太祁曽神社
  御垣内で玉串を捧げて拝礼する正式参拝と由緒説明
  期間：2024年12月31日（火）まで 10:00～15:00（ただし、神社祭礼日など不可日あり）
  費用：お志（1名1,000円以上お供え）
  所要時間：30分程度
  申込方法：要事前予約（TEL：073-478-0006）

これらの特別拝観は、いずれも12月で終了するイベントとなっているため、参加を希望する方は早めの計画が推奨されます。

聖地リゾート！和歌山キャンペーンの実施

紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産登録20周年を記念して、和歌山県では「聖地リゾート！和歌山キャンペーン」を2024年7月1日から2025年1月19日まで開催しています。このキャンペーンでは、高野山や熊野三山をはじめとする神社仏閣での記念御朱印や特別拝観、熊野古道・高野参詣道でのウォークイベント、県内各地での特別企画やイベントが盛りだくさんです。

訪れた皆様に特別なおもてなしを提供し、和歌山の魅力を存分に楽しんでいただけるような内容となっています。特設WEBサイトでは、詳細な情報や最新のイベント情報が確認できるため、ぜひアクセスしてみてください。

特設WEBサイト：聖地リゾート！和歌山キャンペーン特設WEBサイト

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まとめ

紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産登録20周年を祝う特別企画は、和歌山県の魅力を再発見する絶好の機会です。特別展や拝観行事を通じて、歴史や文化に触れながら、特別な体験を楽しむことができるでしょう。