ツシマヤマネコ米ストローが12月22日販売開始、環境保護と地域支援の新商品
ベストカレンダー編集部
2024年12月22日 14:53
ツシマヤマネコ米ストロー販売
開催日:12月22日
絶滅危惧ツシマヤマネコの保護を目指す新たな取り組み
株式会社UPay(本社:福岡市中央区、代表:上官ゆい)は、2024年12月22日(いいニャンニャンニャンの日)に、対馬産の米を原料にした「ツシマヤマネコ米ストロー」の販売を開始します。この商品は、砕け米をアップサイクルしたもので、ツシマヤマネコの保護活動に寄付される仕組みが組み込まれています。
ツシマヤマネコは、対馬島内に約100匹しか生息しない絶滅危惧種で、環境省が発表したレッドリストにも掲載されています。このような状況を受けて、UPayは地域の米農家を支援しながら、ツシマヤマネコの保護活動にも貢献することを目指しています。
ツシマヤマネコ米ストローの特徴
ツシマヤマネコ米ストローは、以下の特長を持っています。
- アップサイクルの実現:対馬の米農家が生産する不使用米をストローにアップサイクルし、資源の無駄を省きます。
- ワンヘルスアプローチ:人の健康、動物の健康、環境の健全性を一体として捉え、これらの課題を解決するための取り組みを行います。
- 楽しくおいしく使える:米ストローは無味無臭で、飲み物を最後まで美味しく楽しむことができます。
- 寄付の仕組み:米ストローの販売売上の一部はツシマヤマネコの保護活動に寄付され、手軽に支援が可能です。
このように、ツシマヤマネコ米ストローは、環境保護と地域支援の両方を実現する新しい商品として注目されています。
ツシマヤマネコの生息環境と保護活動
ツシマヤマネコの生息地である対馬では、環境保護と持続可能な農業が密接に関連しています。ツシマヤマネコの餌となるネズミやカエル、鳥などが多く集まる田んぼが、安心安全な生育環境を提供するために、対馬市では様々なSDGsな取り組みが行われています。
具体的には、以下のような活動が行われています。
- 農薬を極力使用しない方法での米作りを推進する「佐護ヤマネコ稲作研究会」との連携。
- ツシマヤマネコの生育に適した環境を維持するための保護活動。
- 地域の米農家を支援し、未利用米の活用を図る取り組み。
これらの活動が相まって、ツシマヤマネコの生息環境を守り、持続可能な地域社会の実現に向けた努力が続けられています。
販売情報と今後の展望
ツシマヤマネコ米ストローは、以下の場所で販売されます。
- 対馬やまねこ空港内売店
- 福岡市動植物園
- 盛岡市動物公園ZOOMO
- オーク動物病院
- 09 Cafe and DOG PARK
- オンライン販売:https://upaystraw.base.shop/
今後、販売場所は順次拡大していく予定です。また、株式会社UPayは、SDGs事業を通じて、米農家の未利用米活用や脱プラスチックによる環境課題の解決に取り組み、地域の企業や団体と連携を深めていく方針です。
関係者の声とメッセージ
今回の取り組みに関する関係者からのコメントも寄せられています。
- NPO法人ツシマヤマネコを守る会副会長・羽根 佳雄さん
- 「米ストローの普及と合わせてこのような環境が持続的に維持して行ければよいと思っています。」
- 佐護ヤマネコ稲作研究会のお米農家・春日亀 浩毅さん
- 「米ストローにより資源を無駄なく使えて、とても良い取り組みだと思いました。」
また、株式会社UPayの代表・上官ゆいさんは、「動物や子どもは常に受け身で被害者になる場面が多く、社会貢献を形にしていきたいと考えています。」と述べています。
まとめ
ツシマヤマネコ米ストローの販売は、絶滅危惧種であるツシマヤマネコの保護活動に貢献する新しい試みです。地域の米農家を支援し、環境保護に寄与するこの商品は、持続可能な社会を目指す上で重要な役割を果たします。以下に、この記事で紹介した内容をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | ツシマヤマネコ米ストロー |
販売開始日 | 2024年12月22日 |
販売場所 | 対馬やまねこ空港内売店、福岡市動植物園、オンライン販売など |
寄付先 | ツシマヤマネコの保護活動 |
特徴 | アップサイクル、ワンヘルスアプローチ、無味無臭 |
このように、ツシマヤマネコ米ストローは、エコな取り組みと地域貢献を両立させた商品であり、多くの人々にその意義を理解してもらうことが期待されています。
参考リンク: