2025年1月31日、浅野屋が森トラストの傘下に!パンとホテルの新たな融合

浅野屋の森トラスト傘下入り

開催日:1月31日

浅野屋の森トラスト傘下入り
森トラストが浅野屋を傘下に入れる理由って何?
森トラストは浅野屋のパン技術と万平ホテルのホスピタリティを組み合わせて、サービス向上と相乗効果を狙っています。
浅野屋が森トラスト傘下になるのはいつから?
浅野屋は2024年12月23日に株式譲渡契約を締結し、2025年1月31日から森トラストグループの傘下に入る予定です。

森トラスト株式会社、株式会社浅野屋をグループ傘下に

2024年12月23日、森トラスト株式会社は、連結子会社である株式会社万平ホテルを通じて、老舗ベーカリー「ブランジェ浅野屋」を運営する株式会社浅野屋の株式を取得したことを発表しました。この株式譲渡契約は、2024年12月23日に締結され、2025年1月31日付で森トラストグループの傘下に入る予定です。

森トラストグループは、全国35ヶ所でホテルやリゾート施設を展開しており、今回の株式取得は、グループ全体のサービス向上を目指す重要な一歩と位置付けられています。

森トラスト 株式会社浅野屋をグループ傘下に 画像 2

株式譲渡契約の経緯

万平ホテルは、1894年に軽井沢で創業した西洋ホテルの先駆けとして、長い歴史を持つクラシックホテルです。「ホテルは人なり」という理念のもと、国内外のお客様をおもてなししてきました。森トラスト傘下に入った1997年以降も、万平ホテルはその伝統を守りつつ、今年10月には創業130周年を記念して大規模な改修・改築工事を実施し、現代のお客様に快適に利用していただけるように生まれ変わりました。

一方、浅野屋は1933年に東京・麹町で創業し、現在では軽井沢に3店舗、東京を中心に関東で16店舗を展開する老舗ベーカリーとして知られています。浅野屋は、1980年代には日本で初めて円形石窯を設置し、天然酵母を積極的に採用するなど、常に進化を続けてきました。

今後の展開

今後、森トラストグループは浅野屋に取締役を派遣し、両社の強みを活かした相乗効果を図る予定です。具体的には、万平ホテルのカフェ運営のノウハウを活かし、ブランジェ浅野屋のカフェ業態を強化していく方針です。また、万平ホテルのお土産や食品部門の商品開発にも取り組み、より付加価値の高いサービスの提供を目指します。

さらに、森トラストグループが展開する35ヶ所のホテル・リゾート施設やカフェ施設においても、浅野屋のパンの商品力強化やバリエーションの拡充を行う予定です。このように、両社が互いのノウハウを共有し、さらなる発展を目指すことが期待されています。

会社概要

以下に、株式会社浅野屋、株式会社万平ホテル、森トラスト株式会社の概要を示します。

社名 本社所在地 代表取締役社長 創業
株式会社浅野屋 東京都板橋区小豆沢2丁目21番15号 上杉則彦 1933年10月
株式会社万平ホテル 東京都港区虎ノ門4丁目1番1号 佐々木一郎 1894年5月
森トラスト株式会社 東京都港区虎ノ門4丁目1番1号 未公開 未公開

森トラスト株式会社は、日本の都心部における大型複合開発や全国のホテル&リゾート事業を手掛ける総合不動産ディベロッパーとして、国内外に64棟のビル・住宅・商業施設と35ヶ所のホテル・リゾート施設を展開しています。今後も、歴史的建造物を活用したホテル開発を通じて、日本の国際競争力を高める事業を推進していく予定です。

このように、森トラストグループは、浅野屋と万平ホテルの両社が持つ伝統と技術を活かし、さらなる成長を目指していくことが期待されています。

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