2024年12月26日から始まる大丸・松坂屋の新作3D着物でメタバース新春を彩る

ベストカレンダー編集部

2024年12月24日 16:44

3D着物販売開始

開催日：12月26日

大丸・松坂屋の新作3D着物ってどんなの？

新作3D着物はメタバース向けにデザインされたもので、伝統的な松坂屋コレクションを現代風にアレンジしています。

新作3D着物はいつから買えるの？

第1弾は2024年12月26日から、第2弾は2025年1月1日から購入可能です。

大丸・松坂屋アバター販売公式が新春を彩る3D着物を販売

2024年12月26日（木）から、株式会社大丸松坂屋百貨店は、BOOTH「大丸・松坂屋アバター販売公式」にて、新作のオリジナル3Dアバター衣装を販売開始します。この新作衣装は、2025年の新春に向けてデザインされた3D着物であり、メタバース空間のファッション文化に合わせてアレンジされています。

新作衣装は、松坂屋コレクションの衣裳を基にしたもので、特に新春を祝うような華やかなデザインが施されています。

今回の新作衣装は、2つのリリースに分かれており、それぞれ異なるスタイルが展開されます。

それぞれのスタイルは以下の通りです：

これらの衣装は、メタバースの新春を華やかに彩るためにデザインされており、特に「はれのひStyle」と「いなせStyle」は、松坂屋コレクションからアレンジされたもので、伝統的な美しさを現代的に表現しています。

大丸・松坂屋アバター販売公式は、メタバース空間におけるアバターのファッション文化の拡大を目指しています。特に、2024年9月にはVRChat内のオリジナルワールドでファッションショーを開催し、多くのユーザーに新しいスタイルを体験してもらいました。

新作衣装の発売を記念して、VRChat内の大丸松坂屋百貨店オリジナルワールド「Future Exhibition Tower -Daimaru Matsuzakaya-」にて、期間限定で新作衣装の試着も可能です。試着期間は2024年12月26日（木）19時から2025年1月16日（木）までです。

松坂屋コレクションは、昭和6（1931）年から昭和14（1939）年にかけて収集された高級呉服のデザイン参考用の染織工芸品のコレクションです。江戸時代以前の衣裳や染織裂、雛形本、能面など、約1500点が収蔵されています。

これらの収集品は、戦中・戦後を通じて一般公開されることがなく、松坂屋京都仕入店で保管されていましたが、2010年に名古屋に移管され、一般財団法人 J.フロントリテイリング史料館に収蔵される際に「松坂屋コレクション」と名付けられました。

松坂屋コレクションには、国の重要文化財に指定されている衣裳を含む約1500点が収蔵されており、時代衣裳は約800点を数えます。これらは全国有数のコレクションとされ、伝統的な日本文化の保存と伝承に寄与しています。

今回アレンジされた衣裳には重要文化財指定の衣裳は含まれていませんが、松坂屋コレクションの豊かな歴史と文化を背景にした新しい試みとして、多くの人々に親しまれることでしょう。

今回の衣装制作には、京都の伝統文化をアップデートするコーディネーターとして活躍する宮川徳三郎商店の四代目店主、宮川徳三郎氏が監修を担当しました。彼は着付けやデザイン、衣裳柄の組み合わせにおいて重要な役割を果たしました。

宮川氏は、「メタバースという舞台において、伝統と革新の融合により、新たなマーケットを築けることを期待しております」とコメントしています。彼の専門的な知識と経験が、今回の衣装に反映されています。

宮川徳三郎商店は、明治36年に創業し、以来京都室町で呉服商としての歴史を歩んできました。現在では、昭和初期のアンティーク着物を中心に、祝い着レンタルや撮影サポートを行い、伝統工芸に携わる職人のサポートも行っています。

彼らは着物を通して、日本の古き良き文化や習慣、家族の繋がりを大切にする気持ちを伝えたいと考えています。

大丸・松坂屋アバター販売公式が提供する新作3D着物は、メタバース空間での個性やアイデンティティを表現するための新たな手段となります。松坂屋コレクションの伝統を受け継ぎつつ、現代的なアプローチでデザインされたこれらの衣装は、2025年の新春を迎えるにあたり、多くの人々に楽しんでもらえることでしょう。

以下に、今回の新作衣装の詳細をまとめます。