コトブキヤとフェイバリットのVRアバターウェアが2025年1月に登場予定
ベストカレンダー編集部
2024年12月24日 18:48
コラボアバター発売
開催期間:1月1日〜3月31日
コトブキヤとフェイバリットの新たなコラボレーション
ホビーメーカー株式会社壽屋(本社:東京都⽴川市/代表取締役社⻑:清⽔⼀⾏)は、アパレルメーカー株式会社フェイバリットとのコラボ製品の開発を発表しました。このコラボレーションでは、VRアバターウェアの開発が進められています。
2024年12月24日、壽屋はコラボアバターウェアの開発中であることを明らかにしました。具体的には、フェイバリットの人気アパレルアイテム「大神さん家の和袖毛布ルームウェア」と「天体観測ワンピース」を、コトブキヤがVRアバターウェアとして展開することが決定しています。
VRアバターウェアの特徴と展開予定
このコラボレーションで開発されるアバターウェアは、VRChatをはじめとする「VRSNS」(メタバース)や、着せ替えツール「VRoid」などで使用される予定です。壽屋のVDrobeラインナップとして展開され、2025年1月から3月頃の発売が予定されています。
特に注目すべきは、VRChat向けに調整された体形差分製品や、VRoidの新機能に対応した「XWear形式」の開発です。これにより、ユーザーはより多様なアバター体験を楽しむことができるでしょう。
最新情報の入手方法
新たな開発情報は、Discordコミュニティ「コトブキヤアバターコミュニティ公式」サーバーで随時紹介される予定です。ユーザーはこのコミュニティを通じて、最新情報や製品の仕様に関する詳細を得ることができます。
新しい制作手法によるリアルな表現
コトブキヤは、アバターウェア制作技術をアップデートし、リアルな衣服の質感を再現する新たなワークフローを開発しました。この新ワークフローでは、アパレルCAD(CLO)の導入に加え、アパレルメーカーとの連携が強化されています。
具体的には、現実のアパレル製品の制作技術によって作図された「パターン」を用いて、アパレルCADで高度なシミュレーションを実施します。シミュレーションには、実際の生地の特性をスキャンしたパラメーターが使用され、リアリティを感じられる表現が実現されています。
新ワークフローのポイント
- アパレル業界の技術「パターン」を用いたクロスシミュレーションを実施
- 生地スキャン技術を用いて、生地の物性や質感を移植
- 着せ替えゲームを得意とする製作チームによるディテールアップ
- VRネイティブチーム(文藝イシュタル/Studio Ishtar)による充実のギミック
デジタルアパレルデザインコンテストの開催
また、壽屋では「第1回デジタルアパレルデザインコンテスト」を11月28日に発表しました。このコンテストは、服飾を学ぶ学生向けの企画であり、アパレルCAD「CLO」を用いて製作した作品を評価するものです。
このコンテストは、VRアバターウェアの開発と同様に、デジタルアパレルデザインの新たな可能性を探る重要なイベントとなります。詳細はプレスリリースで発表されています。
関連情報
コンテストに関する詳細情報は、以下のリンクから確認できます。
企業情報
コラボレーションを行う両社について、以下に簡単な企業情報をまとめます。
会社名 | 所在地 | 代表者 | 事業内容 |
---|---|---|---|
株式会社フェイバリット | 〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町4-5 クレアトゥール6F | 代表取締役 木村 祥司 | アパレル製品の企画、製造、販売、EC運営 |
株式会社壽屋 | 〒190-8542 東京都⽴川市緑町4-5 壽屋ビル | 代表取締役社⻑ 清⽔ ⼀⾏ | キャラクターグッズ、ホビー商材の企画、開発、製造、販売、OEM等 |
このコラボレーションは、アパレルとバーチャルの融合を進める新たな試みであり、今後の展開が期待されます。コトブキヤとフェイバリットの技術力を結集したアバターウェアは、ユーザーに新しい体験を提供することでしょう。