イデアラボの研究倫理審査委員会、2025年1月6日より申請受付開始

研究倫理審査受付開始

開催日:1月6日

研究倫理審査受付開始
イデアラボの研究倫理審査委員会って何をするの?
イデアラボの研究倫理審査委員会は、心理学調査や実験の倫理審査を行い、研究の安全性と公正性を確保するための機関です。
審査の申請は誰でもできるの?
はい、独立系研究者や企業研究者など、広い立場の方々が申請できます。申請受付は2025年1月6日から開始です。

イデアラボが設立した研究倫理審査委員会について

2024年12月20日、株式会社イデアラボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:澤井大樹)は、心理学調査・実験に関する研究倫理審査委員会を設置しました。この新たなサービスは、誰でも申請できる研究倫理審査を提供し、安全で公正な心理学研究の発展に寄与することを目的としています。詳細な情報や申請方法は、公式サイト こちら から確認できます。

イデアラボは、企業と共にアカデミックな心理学研究を行う民間の研究機関であり、日々ユーザーインタビューやアンケート、実験を通じて「人の心・行動に関するデータ」を取得し、研究を進めています。このようなデータ取得の際には、現代において必ず事前の倫理審査が求められます。

イデアラボ、人に関する研究倫理審査委員会を設立 画像 2

研究倫理審査の必要性と背景

心理学調査における倫理審査は、参加者の心身の安全性や個人情報の保護を確保するために不可欠です。研究倫理審査は、参加者が自分の意思で参加を決定できるか、心身への影響がないか、個人情報が適切に扱われているかなどを確認するプロセスです。この審査は、研究の信頼性や社会的責任を確保するために重要な役割を果たしています。

しかし、所属組織で倫理審査を受けられないケースも多く存在します。例えば、倫理委員会が存在しない場合や、心理学の分野に詳しい委員がいない場合などです。こうした問題を解決するために、イデアラボは独立した立場から心理学調査・実験に関する研究倫理審査委員会を設置しました。

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申請対象とサービス内容

イデアラボの研究倫理審査委員会は、独立系研究者や企業研究者など、広い立場の方々からの申請を受け付けます。申請できる研究の範囲は以下の通りです。

  • 対面またはオンラインで行うアンケート・インタビュー・観察調査
  • 実験室やオンラインで行う心理実験
  • 非侵襲で取得できる生理データを計測する研究(脳波・筋電位・fMRI・自律神経活動・唾液など)

ただし、原則として主たる実施者が日本国内において実施する研究であり、非侵襲な手法でデータを取得するものが対象です。

審査費用は1回あたり18万円(税別)で、審査期間は最大で5週間となります。なお、申請受付は2025年1月6日から開始されます。

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今後の展開と教育活動

イデアラボでは、心理学研究の専門性は「人の心を観る・測る」ことにあると考えています。研究倫理審査の重要性や必要性を広く伝えるため、セミナーやイベントを通じて教育・コンサルティング活動を行う予定です。これにより、心理学的な知見が市場の中で正しく活用され、発展していくことを目指します。

イデアラボの研究倫理審査委員会は、心理学の研究者による研究開発・コンサルティング企業であり、全ての研究員が心理学の分野で博士号を取得しています。彼らは大学での研究や教育活動も行っており、設立以来、民間企業を中心に大学や研究所、行政からの依頼を受け、共同研究や受託研究を行ってきました。

まとめ

イデアラボが設立した心理学調査・実験に関する研究倫理審査委員会は、研究倫理の重要性を広め、安全で公正な心理学研究の発展を促進するための重要なステップです。以下に、今回の委員会設立に関する主なポイントをまとめます。

項目 内容
設立日 2024年12月20日
審査対象 対面・オンライン調査、心理実験、生理データ研究
審査費用 18万円(税別)
審査期間 最大5週間
申請受付開始日 2025年1月6日

このように、イデアラボが設立した研究倫理審査委員会は、心理学研究の発展に貢献するための重要な取り組みであり、今後の活動が期待されます。

参考リンク: