十八親和銀行とローソン銀行、2025年3月に新型ATMを諫早総合病院に設置

ATM共同設置開始

開催日:3月1日

ATM共同設置開始
十八親和銀行とローソン銀行のATM共同設置ってどんな内容?
十八親和銀行とローソン銀行は、諫早総合病院に設置されたATMをローソン銀行の新型ATMに代替し、幅広い金融機関のカードに対応します。
新型ローソン銀行ATMの特長は何?
新型ATMは、海外カード対応やQRコード決済アプリへの現金チャージ、NFCによる電子マネーチャージが可能です。

十八親和銀行とローソン銀行のATM共同設置に関する合意

2024年12月26日、株式会社十八親和銀行と株式会社ローソン銀行は、ATMの共同設置および運営協力に関する合意を発表しました。この合意に基づき、2025年3月を目途に長崎県諫早市の諫早総合病院内に設置されている十八親和銀行のATM1台を、ローソン銀行の新型ATMに代替設置することが決定されました。

この新しいATMの設置により、十八親和銀行のキャッシュカードを持つお客様は、同行の提携ATMとしてATMサービスを利用できるだけでなく、他の銀行や信用金庫など、幅広い金融機関のカードを持つお客様もこのATMを利用できるようになります。

新型ATMの特長とサービス内容

新型のローソン銀行ATMは、海外で発行されたカードにも対応しているため、訪日外国人のお客様の利便性向上にも寄与することが期待されています。また、QRコード決済アプリへの現金でのチャージが可能で、NFC(近距離無線通信技術)を搭載しているため、非接触IC搭載の交通系電子マネーへの現金チャージも行えます。

具体的には、次のようなサービスが提供されます:

  • 銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク、JFマリンバンク、商工組合中央金庫、証券会社、生命保険会社、クレジットカード会社など国内で発行されたほぼすべてのカードでのお取引きが可能。
  • 海外で発行されたVISA、Mastercard、UnionPay、JCBのカードでのお取引きも可能。
  • 電子マネーや決済アプリへの現金チャージサービスが利用できる。
  • 海外送金専用カードのお取扱いも行う。

これらのサービスにより、利用者は多様なニーズに応じたATMの利用が可能となります。

十八親和銀行とローソン銀行の取り組み

十八親和銀行は、変化するお客様の金融ニーズに応えるために、多様なサービスを提供することを目指しています。ATMの代替設置は、各拠点の利用状況を確認しながら、順次進めていく方針です。ブランドスローガン「あなたのいちばんに。」のもと、利便性の向上とサービスの充実に努めていきます。

一方、ローソン銀行は新型ATMの特長を活用し、ローソン店舗へのATM設置を進めるとともに、商業施設などローソン店舗以外へのATM設置を加速しています。2024年12月末時点で約260台の設置を見込んでおり、ATM機能やサービスの拡充を図っています。

会社概要

以下に、十八親和銀行とローソン銀行の会社概要を示します。

会社名 代表者 本社所在地 資本金 設立年
株式会社十八親和銀行 取締役頭取 山川 信彦 長崎県長崎市銅座町1番11号 368億円 1939年9月
株式会社ローソン銀行 代表取締役社長 鶴田 直樹 東京都品川区大崎二丁目1番1号 ThinkPark Tower 5階 116億円 2016年11月25日

このように、両行はそれぞれの強みを活かしながら、ATMサービスの向上に努めています。新型ATMの導入により、地域の皆様にとって利便性の高い金融サービスが提供されることが期待されます。

今回のATM共同設置に関する合意は、十八親和銀行とローソン銀行の協力による新たなサービスの提供を示しており、地域の金融環境の改善に寄与することが期待されます。今後の展開に注目が集まります。

参考リンク: