12月28日発表「世界が注目した日本人100人」2024年版、各分野の活躍を紹介

「世界が注目した日本人100人」2024年版を発表

2024年12月28日、株式会社講談社は「クーリエ・ジャポン」において「世界が注目した日本人100人」を発表しました。この特集は、スポーツ選手からクリエイター、アカデミアまで、様々な分野で活躍した日本人を厳選し、世界のメディアで注目を浴びた人物を紹介するものです。

この特集は、世界中のメディアと提携しているクーリエ・ジャポンが、2024年の社会に影響を与えたという視点から選出されたもので、各分野での日本人の活躍が広く報じられています。特集ページはこちらからご覧いただけます。

選出された10のカテゴリー

クーリエ・ジャポンでは、選出された日本人を以下の10のカテゴリーに分けて紹介しています。

• 漫画・アニメ
• 作家
• 政治経済・ビジネス
• アカデミア
• スポーツ
• 社会・報道
• 芸術
• 料理・芸能
• クリエイター
• 音楽・映画

各カテゴリーには、世界各国のメディアで注目された日本人が10人ずつ選出されています。特に、漫画・アニメ部門では、フランスにおける「少女漫画」の人気が高まる中で、萩尾望都さんがトップに選ばれました。

各分野の注目人物

それぞれのカテゴリーで選ばれた注目人物について、具体的な事例を挙げて紹介します。

1. 坂本眞一（漫画家）
   フランスの週刊誌「ル・ポワン」では、坂本さんの作品について「病的な官能性が繊細かつ写実的、崇高な線に溶け込む」と絶賛されています。
2. 北口榛花（やり投げ選手）
   チェコで生活し、現地のコーチから指導を受けている北口選手は、現地メディア「プラハ・モーニング」にて「町民たちは彼女を仲間として受け入れ、当然ながらその功績を誇りに思っている」と報じられました。
3. 高島崚輔（政治家）
   2023年に26歳という若さで兵庫県芦屋市の市長に就任した高島さんは、イギリスの経済誌「エコノミスト」に「日本の若者として珍しいキャリアを進んだ」最年少市長として紹介されています。
4. 永井紗耶子（作家）
   直木賞を受賞した『木挽町のあだ討ち』が韓国で翻訳出版され、韓国紙「朝鮮日報」では「深いヒューマニズムに基づいた時代小説」と評価されています。
5. 阿部千登勢（ファッションデザイナー）
   アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」は、阿部さんを「あなたの知らない最もパワフルなデザイナー」として紹介しました。

アカデミア部門の注目研究

学術分野でも注目される研究が多数報じられています。特に、京都大学の土井隆雄教授が開発した木製人工衛星が、宇宙の環境問題の解決に繋がる可能性があると大きな注目を浴びています。土井教授はアカデミア部門のトップに選ばれ、彼の研究は世界中で注目されています。

このように、2024年版「世界が注目した日本人100人」は、各分野での日本人の活躍を多角的に紹介し、今後も目を離せない人物たちを取り上げています。

クーリエ・ジャポンについて

クーリエ・ジャポンは、世界中のメディアの記事を日本語に翻訳・編集して発信しているウェブメディアです。創刊は2005年で、サブスクリプションモデルを採用し、有料会員プランは月額735円から利用可能です。ニューヨーク・タイムズやガーディアン、ル・モンドなど、数多くのメディアと提携しており、海外の有力メディアから厳選した記事を掲載しています。

世界の動きを把握するための情報源として、クーリエ・ジャポンは非常に重要な役割を果たしています。

このように、2024年版「世界が注目した日本人100人」は、各分野での日本人の活躍を詳細に紹介しており、今後も注目されるべき人物たちの情報が満載です。多様な分野での日本人の成功が、世界にどのように影響を与えているのかを知ることができる貴重な機会となっています。