看護師向け新BLSコース『NCLS』が2025年3月9日に栃木県小山市で開催決定

急変対応に必要な新しいBLSコース『NCLS』の開催決定

急変対応は医療現場において極めて重要なスキルです。特に看護師にとって、迅速かつ適切な対応が患者の生命を救うことにつながります。この度、株式会社コードブルーが主催する新しいBLSコース『NCLS（Nursing Cardiac Life Support）』が栃木県小山市で開催されることが決定しました。これまで東京や千葉を中心に行われてきたこのコースが、栃木県にて受講できる機会が設けられたことは、地域の医療従事者にとって大変喜ばしいニュースです。

開催概要

NCLSコースの開催日と場所は以下の通りです。

• 開催日: 2025年3月9日
• 時間: 9：45〜17：00
• 開催地: 栃木県小山市 JR小山駅から徒歩10分

栃木県内にお住まいの看護師の方々は、この機会にぜひ参加を検討していただきたいと思います。

NCLSコースの特徴

NCLSコースは、急変対応に必要な知識とスキルを効果的に学ぶために設計されています。具体的には、以下の5つのパートから構成されています。

1. 蘇生科学
2. CPR（心肺蘇生法）
3. 呼吸管理
4. 初期評価/判断
5. 心停止アルゴリズム

このコースでは、シミュレーションを基にした実践的な学習が行われ、受講者は理解し実践する力を身につけることができます。単に型を学ぶのではなく、実際の臨床現場で役立つ知識を深めることが目的です。

看護師が直面する院内蘇生の課題

急変対応において、看護師は多くの課題に直面しています。以下に、主な問題点を挙げます。

• 病院内では二次救命処置が当たり前なのに、BLS研修どまりの看護師が多い。
• 心電図モニターや薬剤などが含まれていないため、実際の対応に不安が残る。
• 医師の指示には従えるが、必要なアルゴリズムを把握していない。
• 蘇生スキルは研修後数ヶ月で低下するが、維持に必要な教育環境が不足している。
• 指導者が市民向けBLSと看護師に必要な救命処置スキルを混同している。

これらの課題に対処するために、NCLSコースは特に看護師に向けた内容となっており、急変対応のスキルを強化するための理想的な機会を提供します。

NCLSが推奨される理由

NCLSコースは、以下のような看護師に特におすすめです。

• ACLS（Advanced Cardiac Life Support）の受講がハードルが高いと感じている方
• ICLS（In-Hospital Cardiac Life Support）を受講したいが、機会がない方
• 臨床で必要な救命処置スキルを強化したい方
• 急変対応の経験がない方（看護学生も受講可能）
• 教育に関わっている方

これらのニーズに応える内容がNCLSコースには含まれており、多くの看護師が参加を希望しています。

NCLS受講者の声

NCLSコースを受講した看護師からのフィードバックも寄せられています。以下にいくつかの声を紹介します。

病棟看護師

「ICLSインストラクターとして活動していますが、看護師向けの内容ということで受講しました。ICLSとはまた違った構成で大変勉強になりました。今後アシスタント参加したいと思います。」

クリニック勤務看護師

「シュミュレーションで学ぶことが多く、失敗や間違えても確認しながら何度も経験できて、とても勉強になりました。実践で活かすイメージがわいてとても良かったです。また復習参加したいと思いました。」

病棟看護師

「以前ICLSコースに参加したことがありましたが、忘れていたことも多く勉強になりました。勤務先の病院でも是非やって頂きたいと思いました。次参加する機会があったらもっと自信を持ってできるようになりたいです。」

参加者からは、実践的な内容と学びの深さに対する高い評価が寄せられています。

まとめ

急変対応に必要なスキルを身につけるためのNCLSコースが栃木県小山市で開催されることは、地域の医療従事者にとって貴重な機会です。以下に、コースの概要をまとめます。

急変対応のスキルを向上させるためのNCLSコースに参加し、より良い医療を提供するための準備を整えることが期待されます。