中谷潤人、2024年2月24日にダビド・クェジャルと防衛戦!セルフ解説も注目

中谷潤人防衛戦

開催日:2月24日

中谷潤人防衛戦
中谷潤人の次の試合はいつ?
中谷潤人の次の試合は2024年2月24日に東京・有明アリーナで行われ、ダビド・クェジャルと対戦します。
中谷潤人がセルフ解説した試合はどんな内容?
中谷潤人は2023年10月14日にペッチ・ソー・チットパッタナとの試合をセルフ解説し、2度のダウンを奪い6回TKO勝ちを収めました。

中谷潤人がWBC世界バンタム級王座防衛戦をセルフ解説

2024年12月30日、株式会社WOWOWは、WBC世界バンタム級王者中谷潤人(26歳、M.T)が『エキサイトマッチSP』の収録に臨んだことを発表しました。この収録では、2023年10月14日に東京・有明アリーナで行われたペッチ・ソー・チットパッタナ(30歳、タイ)との防衛戦をセルフ解説しました。

中谷は、この試合で2度のダウンを奪い、6回TKO勝ちを収めました。試合を振り返り、「最初から右ジャブが当たったので左を被せやすかった」と述べ、試合の流れを分析しました。バンタム級は現在、日本人選手が主要4団体の王座を独占している状況で、中谷は「誰と戦ってもおもしろい試合になると思う」と、統一戦への意欲を示しました。

「フィニッシュブローは効いたと思う」。3階級制覇王者の中谷潤人がV2戦をセルフ解説。2025年1月6日(月)に『エキサイトマッチSP』としてWOWOWで放送・配信! 画像 2

試合の詳細と中谷の戦術

中谷は2024年2月にアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)を6回TKOで下し、WBC世界バンタム級王座を獲得し、3階級制覇を達成しました。7月の初防衛戦では、1位のビンセント・アストロラビオ(フィリピン)を左ストレート一発で悶絶させ、わずか157秒で試合を終えました。

今回の試合がバンタム級では3度目の戦いとなった中谷は、前の試合から3ヵ月弱のインターバルがあったため、体重管理に早めに取り組んだことが良かったと語りました。「だんだん(バンタム級に)フィットしている感覚はあるけれど、落としづらい面もあった」とも述べ、減量の難しさについても触れています。

サウスポーとの対戦に向けた準備

中谷は、8度目の世界戦にして初めて迎えるサウスポーの挑戦者に対して、どのように攻め落とすかが注目されました。「ノックアウトを目標にして、たくさんアクションを増やしたい」と意気込みを語り、いつもより重心を低くして構え、相手との距離とタイミングを計りながら戦いを進めました。

ペッチは77戦76勝(53KO)1敗という強打者ですが、中谷は「数字(戦績)は気にしていなかった。大事なのは向き合ってどうかということなので」と冷静に分析しました。試合では挑戦者に付け入る隙を与えず、王者ペースで進行しました。

フィニッシュブローとその影響

試合は6回に勝負が決まりました。中谷が左カウンターから左右をフォローすると、ペッチがダウンしました。これは彼にとって78戦目にして初のダウンでした。立ち上がって試合は続行されましたが、ラウンド終了間際に中谷が左ストレートを一閃し、挑戦者は前のめりにキャンバスに突っ伏して試合が終わりました。

中谷は「最初から右ジャブが当たったのでリズムがとりやすく、左を被せやすかった」と自己分析し、フィニッシュブローについては「当たったタイミングがよかったので効いたと思う」と振り返りました。これにより、中谷は2024年の3KO勝ちを含め世界戦で8戦全勝(7KO)を達成し、通算戦績も29戦全勝(22KO)に伸ばしました。KO率は75パーセントを超えています。

井上尚弥との対戦への期待

中谷は、バンタム級王座を統一する先に、井上尚弥(31歳、大橋)との対戦を見据えています。中谷は「チャンピオン同士で統一戦をやりたい」と希望を持ち、特に「西田選手が僕の名前を出してくれたので意識している」と語りました。井上との対戦が実現すれば、サウスポー同士の対戦になるため、駆け引きが多くなると考えています。

井上も中谷について「その若者が(スーパー・バンタム級に)上がってくるのを待つ。彼は強いと思う。だから興味が湧いている」と応じ、両者の対戦が2025年内に実現することが期待されています。中谷は「僕もそこ(井上尚弥との対戦)を見据えてやっている。ファンが期待してくれていることも十分感じている。自分自身に期待しながら一戦一戦パフォーマンスをしていきたい」と意欲を示しています。

次回の試合とまとめ

中谷潤人の3度目の防衛戦が2024年2月24日(月・休)に東京・有明アリーナで、WBC6位のダビド・クェジャル(23歳、メキシコ)を相手に行われることが発表されました。クェジャルは中近距離で振り抜く左フックや右アッパーを主武器とする右のボクサーファイター型で、戦績は28戦全勝(18KO)です。

発表会見の席で中谷は「全勝ということは何か特別なものを持っていると思って対策を立てていく。すべてにおいてコントロールして勝ちたい。爆発的なパンチで倒したい」と意気込みを口にしました。バンタム級トップ戦線と中谷の今後に注目が集まります。

試合名 日付 対戦カード 放送・配信
中谷潤人 vs ペッチ・ソー・チットパッタナ 2025年1月6日 WBC世界バンタム級タイトルマッチ WOWOW
中谷潤人 vs ダビド・クェジャル 2024年2月24日 WBC世界バンタム級防衛戦 未定

中谷潤人は、今後の試合に向けての準備を進めており、バンタム級トップ戦線での活躍が期待されています。これからの彼の試合に注目が集まることでしょう。

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