佐伯泰英の新作『新たな明日 助太刀稼業(三)』が1月4日に発売!映画も前日放送

新作発売と映画放送

開催日:1月4日

新作発売と映画放送
佐伯泰英の新作はいつ発売されるの?
佐伯泰英の新作『新たな明日 助太刀稼業(三)』は、2025年1月4日に発売されます。
映画『居眠り磐音』はいつ放送されるの?
映画『居眠り磐音』は、2025年1月3日にNHK-BS「プレミアムシネマ」で放送されます。

2025年の新年に佐伯泰英の新作が登場

株式会社文藝春秋は、2024年12月31日に、佐伯泰英による書き下ろし新作『新たな明日 助太刀稼業(三)』を2025年1月4日に発売することを発表しました。この作品は、人気シリーズ「助太刀稼業」の完結編となります。佐伯泰英の作品は、数多くの読者に支持されており、特にこのシリーズは多くの期待を集めています。

新作のカバーデザインは、シリーズ全体を通しての統一感があり、3冊並べることで「助太刀」の印象的なビジュアルが完成します。既刊の2冊と合わせて読むことで、物語の全貌をより深く理解することができるでしょう。

書き下ろし新作「助太刀稼業」ついに完結。2025年のお正月は、本と映画で佐伯泰英作品を! 画像 2

「助太刀稼業」シリーズの魅力

「助太刀稼業」シリーズは、若者たちの成長を描いた冒険ストーリーです。物語の中で、主人公の嘉一郎は、身に覚えのない罪を着せられた23歳の三神流の達人として描かれています。また、周囲から馬鹿にされてきた毛利家の三男坊、助八郎との出会いを通じて、彼らは新たな世界へと踏み出していきます。

物語の背景には、彼らがふるさとの豊後・佐伯藩を飛び出し、大坂から江戸へ向かう姿が描かれています。助八郎が持ち出した毛利家の家宝が原因で窮地に陥る中、出会う人々に助けられ、教えられながら成長していく様子が軽快なテンポで描かれています。全3巻にわたるこの冒険は、読者に爽快感をもたらすことでしょう。

書き下ろし新作「助太刀稼業」ついに完結。2025年のお正月は、本と映画で佐伯泰英作品を! 画像 3

著者・佐伯泰英のコメント

佐伯泰英は、今回の新作が3巻目の完結編であることについて、「お正月にお届けすることができ、安堵しています」と述べています。彼は、83歳を迎えるにあたり、世界で起こる嫌な出来事を忘れさせるような小説を書くことに情熱を注いでいると語っています。

このような思いが詰まった作品は、読者にとっても特別な意味を持つことでしょう。佐伯氏の作品は、単なるエンターテインメントにとどまらず、深いメッセージ性を持っています。

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映画『居眠り磐音』の放送

新作書籍の発売前日である2025年1月3日には、NHK-BS「プレミアムシネマ」で映画『居眠り磐音』が放送されることが決定しました。この映画は、佐伯泰英の代表作である「居眠り磐音」シリーズを原作としています。2019年に公開されたこの映画は、松坂桃李が主演を務めており、故郷での悲劇や江戸での陰謀が描かれています。

映画は、観客に心を揺さぶるエンターテインメント時代劇として高く評価されており、特に本格的な殺陣と切ない恋の要素が観る者の心に残ります。放送日時は、2025年1月3日(金)午前11:00~午後1:03となっています。

「居眠り磐音」シリーズの人気

「居眠り磐音」シリーズは、累計2300万部を超える大ヒットを記録しており、佐伯泰英の作品の中でも特に人気があります。この作品は、時代小説としての枠を超え、多くの読者に愛され続けています。

映画放送と新作書籍の発売が重なることで、2025年の幕開けにふさわしい佐伯泰英の世界を堪能することができるでしょう。

著者プロフィールと書誌情報

佐伯泰英(さえき・やすひで)は、1942年に北九州市で生まれ、日本大学芸術学部映画学科を卒業後、作家としてのキャリアをスタートさせました。デビュー作『闘牛』を皮切りに、スペインをテーマにした作品を発表し、99年には時代小説に転向しました。

彼の作品は、特に「密命」シリーズや「居眠り磐音」シリーズなどが高い評価を受けており、文庫書き下ろし時代小説の新たなジャンルを確立しました。

書誌情報

書名 新たな明日 助太刀稼業(三)
著者 佐伯泰英
判型 文庫判
発売日 2025年1月4日
定価 880円(税込)
ISBN 978-4-16-792318-1
書誌URL こちら

このように、2025年の新年には、佐伯泰英の新作『新たな明日 助太刀稼業(三)』の発売と、映画『居眠り磐音』の放送が控えており、ファンにとって楽しみなイベントが目白押しです。読者は、新たな物語と映像作品を通じて、佐伯泰英の世界を存分に堪能することができるでしょう。

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