2025年1月8日から阪神梅田でミチヨのスクラッチ絵画展開催、七福神の作品も

阪神梅田本店でのミチヨの個展について

2025年1月3日、株式会社阪急阪神百貨店は、阪神梅田本店の8階に位置するアートギャラリー「ハローカルチャー」にて、アーティスト「ミチヨ」の個展「ミチヨ スクラッチ絵画展～招福事始め～」を開催することを発表しました。この展示会は、2025年1月8日（水）から14日（火）までの期間にわたって行われ、最終日は午後5時に終了します。

本展は、ミチヨが独自の解釈で神話や伝承の世界を描く作品を展示するもので、特に動物を通して表現された七福神の作品が特徴です。約30点の多彩な作品が並び、来場者はアートを通じて新たな福を感じることができるでしょう。

ミチヨのスクラッチ技法とは

ミチヨが用いるスクラッチ技法は、針などの尖ったもので絵具の層を引っかいて描く手法です。この技法により、作品に独特の質感と深みが生まれ、観る者を魅了します。背景にはさまざまな意味を持つ紋様が組み合わされ、曼荼羅のような密度と奥行きのある表現が展開されています。

ミチヨは、動物に人や神の姿を託し、作品に込められたメッセージを視覚的に表現します。そのため、各作品には見る人に新たな発見をもたらす要素が多く含まれています。展示される作品は、神話や伝承に基づくものが多く、歴史や文化を感じさせる内容となっています。

展示される作品の一部紹介

本展では、特に縁起の良い作品が多く展示されます。以下は、展示される作品の一部です。

• 「動物七福神Ⅱ～布袋～」
  スクラッチボード・水彩・金箔
  サイズ：縦18×横14㎝
  価格：99,000円
• 「バッカス」
  スクラッチ・箔
  サイズ：縦19×横24cm
  価格：176,000円
• 「鹿島大明神」
  スクラッチ・箔
  サイズ：縦14×横18cm
  価格：99,000円
• 「天磐船」
  スクラッチ・箔
  サイズ：縦24×横19cm
  価格：176,000円
• 「白蛇鱗紋」
  小作品、スクラッチ・箔
  価格：33,000円

これらの作品は、いずれもミチヨの個性が光るものばかりで、来場者はその魅力を直接体感することができます。

ミチヨのプロフィールと活動

ミチヨは1984年に大阪市で生まれ、2007年に津田塾大学学芸学部国際関係学科を卒業しました。2014年から独学でスクラッチ画を描き始め、以降全国の百貨店で個展を開催するなど、精力的に活動を続けています。また、2020年からは鹿島神宮の干支絵馬を毎年制作しており、地域の文化にも貢献しています。

ミチヨの作品は、アートに親しむきっかけを提供し、観る人に新たな視点をもたらすことを目指しています。個展では、作家本人も全日在廊する予定で、作品に込められた想いや解説を直接聞くことができる貴重な機会となります。

イベントの詳細情報

以下に、ミチヨの個展に関する詳細情報をまとめました。

この個展は、アートを通じて新たな福を感じることができる機会です。ミチヨの独自の視点から描かれた作品を通じて、観る人々に多様な感情や思考を促すことを目指しています。

ミチヨの作品は、動物や神話、伝承をテーマにしたものが多く、来場者はその深いメッセージを感じ取ることができるでしょう。アートを楽しむとともに、ミチヨの想いに触れることができるこのイベントは、アート愛好者にとって見逃せない機会となります。