妖怪とダンスが融合する「妖怪図鑑花屋敷徘徊」1月8日開催
ベストカレンダー編集部
2025年1月5日 16:45
妖怪図鑑花屋敷徘徊
開催日:1月8日
妖怪をテーマにした新たなパフォーマンスイベント
2025年1月8日(水)、浅草花やしきにて「妖怪図鑑花屋敷徘徊」が開催されます。このイベントは、国内外で活躍するコンテンポラリーダンサー、山本裕さんと山之口理香子さんが中心となり、妖怪をテーマにした独自のパフォーマンスを披露します。妖怪の持つ神秘的な魅力と、ダンスを通じて表現される新たな視点が融合したこのイベントについて、両者へのインタビューを通じて深掘りしていきます。
妖怪とダンスの融合
山本裕さんは、「妖怪図鑑」というプロジェクトについて次のように語ります。「妖怪図鑑」は、ダンスや舞踏の精鋭メンバーによる妖怪パフォーマンスです。これまでに京都嵐山芸術祭や豊岡演劇祭など、数々の舞台で上演してきました。回を重ねるごとに内容をアップデートし、今回の浅草花やしきでの上演に至りました。
山之口理香子さんは、妖怪を演じることで自分自身の能力と融合させるというレアなスタイルを強調しています。「私自身が妖怪をすごく好きなので、楽しいですね」と語る彼女。妖怪の持つ不思議さと、自分自身の表現が交わることで、より深い作品が生まれることを期待しています。
イベントの魅力と特別な空間
このイベントの魅力は、単に妖怪を演じるだけでなく、演者が様々な場所で遊びながら変化を楽しむことにあります。山本さんは、「作品の決められたフレームはありつつ、その中で自由に表現できることが面白い」と語り、特に今回の浅草花やしきというスペシャルな場での上演に感謝の意を表しました。
また、山之口さんは「夜のライトアップと妖怪の組み合わせも綺麗でしょうね」と期待を寄せています。楽しい妖怪達の小芝居も必見で、観客にとって忘れられない体験になることでしょう。
妖怪が持つ深い意味
山本さんは、妖怪についての興味を長年持っており、「妖怪はその時代には説明のつかない未知の現象や出来事から生まれたもの」と述べています。見えないものへの畏れやロマンから想像が膨らみ、妖怪という存在が形成されてきたのです。
山之口さんは、妖怪と人間の共存についても考えを述べています。「普通に生きていて人と共存しにくいことがある。だからこそ空想や妄想の世界が日常の近くにあることは大事」と語り、想像力を育むことが世界を平和にする力につながると信じています。
イベント詳細とチケット情報
「妖怪図鑑花屋敷徘徊」の開催日時は2025年1月8日(水)の18:40からです。開演10分前に浅草花やしきの入園口にてお集まりください。チケットは前売り一般3,500円、当日一般3,800円、前売り高校生以下2,500円、当日高校生以下2,800円、未就学児は無料となっています。
チケットの申し込みは、以下のリンクから可能です。
チケット申し込み
また、英語ページ及びチケットも以下のリンクからアクセスできます。
English page & ticket
出演者と演出
このイベントには、以下のような多彩な出演者が参加します:
- 伊藤キム (がしゃどくろ)
- カナキティ (雪女)
- 川村真奈 (ろくろ首)
- 川村美紀子 (鬼)
- 輿一朗 (子泣きじじい)
- 船木こころ (九尾の狐)
- 山之口理香子 (ねこ娘)
- 山本裕 (あかなめ)
- 米澤一平 (天狗)
- 若羽幸平 (笑い般若)
演出は山本裕さんが担当し、妖怪の魅力を最大限に引き出すパフォーマンスが期待されます。
主催と協力
このイベントは、山本裕さんとHoney→Bが主催し、一般社団法人パフォーミングアーツ協会が協力しています。台東区芸術文化支援制度対象企画として、多くの人々に愛されるイベントを目指しています。
まとめ
「妖怪図鑑花屋敷徘徊」は、妖怪というテーマを通じて、ダンスや表現の新たな可能性を探求するイベントです。演者の個性が光り、観客を魅了するパフォーマンスが繰り広げられることでしょう。以下にイベントの詳細をまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | 妖怪図鑑花屋敷徘徊 |
開催日 | 2025年1月8日(水) |
開演時間 | 18:40 |
場所 | 浅草花やしき |
チケット料金 | 一般:3,500円 (前売)、3,800円 (当日) 高校生以下:2,500円 (前売)、2,800円 (当日) 未就学児:無料 |
チケット申し込み | こちらから |
このように、妖怪の魅力が詰まったイベントが開催されることは、アートやカルチャーの新たな一歩を示しています。観客は、妖怪の世界に浸りながら、ダンスの美しさを堪能することができるでしょう。
参考リンク: