3Dテクノロジー活用のDPEARL、1月6日から全国100医院で利用可能に

3Dテクノロジーを活用した歯科矯正サービス「DPEARL」の拡大

株式会社フィルダクトは、3Dテクノロジーを活用した歯科矯正・オーラルヘルスサービス『DPEARL（ディパール）』の提携医院数が全国で100拠点を突破したことを発表しました。これにより、23都道府県での利用が可能となり、昨年の2倍の規模でサービスを提供しています。2025年に向けて、歯科矯正の未受診率の高さを解決する新たなソリューションを全国に展開していく計画です。

DPEARLは、2019年に先行リリースされて以来、多くの方々に利用されており、質の高い歯列矯正サービスを提供することを目指しています。特に、デジタル技術を活用した新しい供給プロセスにより、従来の約半分の価格と期間でのサービス提供を実現しています。

DPEARLの特徴とサービス内容

DPEARLの最大の特徴は、データドリブンによる包括的な診断と治療計画に基づいた全顎矯正への対応です。これにより、患者は自宅でのオンラインサポートと定期的な通院による歯科医師のプライベートメンテナンスを受けることができ、進捗を正確に把握しフィードバックを受けることが可能となります。

具体的なサービスの流れは以下の通りです：

1. まず、DPEARL Spot（提携医院）を選び、初診の予約申請を行います。
2. 初診では、歯科医師による検査が行われ、DPEARLのマウスピース矯正が適応となった場合には契約が可能です。
3. 歯科矯正に加え、虫歯や歯周病などの包括的な診断も行われます。

DPEARLのサービス提供エリア

DPEARLは、現在全国に100の提携医院を持ち、23都道府県でサービスを展開しています。この拡大により、より多くの患者が質の高い矯正サービスを受けられるようになりました。

具体的な展開エリアは以下の通りです：

株式会社フィルダクトの取り組み

フィルダクトは、近年のアカデミアにおいて口腔と全身疾患との関連性が明らかになってきたことを受け、予防的な歯科医療の重要性を強調しています。歯科矯正の高額な相場（約100万円）や通院のハードルを低くし、より多くの人々が歯科矯正を受けられるようにするための取り組みを行っています。

2024年度には、日経トレンディ「未来をつくるスタートアップ大賞」の10社にも選出されており、フィルダクトは東京科学大学発のオーラルヘルスの社会実装カンパニーとして、テクノロジーと新たな仕組みで歯科医療の課題解決に尽力しています。

提携医院からの声

DPEARLを導入している医院からは、以下のような声が寄せられています：

• 「DPEARLはサポートがとても親身で助かっています。これまでは費用がネックだった20〜30代の若い女性が多く利用しています。」（DPEARL Spot 二子玉川・歯科医師）
• 「マウスピース矯正の中でも適応範囲が広い点が大変魅力的です。」（DPEARL Spot 日本橋・歯科医師）
• 「LINEで患者をサポートしてくれるので、患者にとっても継続しやすいと思います。」（DPEARL Spot 飯田橋駅前・歯科医師）
• 「アタッチメントが丸くて外れにくい設計になっている点が嬉しいです。」（DPEARL Spot 日本橋・歯科医師）

このように、DPEARLは患者からも高い評価を受けており、今後も継続的にサービスのアップデートを重ねていく予定です。

会社概要と今後の展望

株式会社フィルダクトは、東京都港区六本木に本社を置く企業で、代表取締役CEOは金子 奏絵氏です。2018年に設立され、歯科関連事業や審美及びヘルスケア関連事業を展開しています。事業内容や最新情報は公式ウェブサイト（https://dpearl.jp/）で確認できます。

今後もフィルダクトは、歯科矯正を身近にすることを目指し、全国の歯科医院や技工とのパートナーシップを強化し、オーラルヘルスの普及を推進していく方針です。

まとめ

DPEARLは、3Dテクノロジーを駆使した新しい歯科矯正サービスを提供し、全国での提携医院数が100を超えるなど急速に成長しています。質の高いサービスを提供し、患者にとって身近な存在となることを目指しているDPEARLの取り組みは、今後の歯科医療において重要な役割を果たすことでしょう。

以上の情報から、DPEARLのサービスは多くの人々にとって魅力的な選択肢となることが期待されます。