Creww Capitalが2025年1月6日から業務開始、スタートアップ支援を強化

Creww Capital株式会社の設立について

Creww株式会社（代表取締役：伊地知 天、以下「Creww」）は、国内外で挑戦するスタートアップへの投資と成長支援を目的とし、CVC（コーポレート・ベンチャー・キャピタル）支援やファンド運営事業を担う新会社「Creww Capital株式会社」（以下「Creww Capital」）を設立しました。設立日は2024年11月26日で、2025年1月6日より業務を開始します。

この新会社は、グローバルと国内市場を結ぶ架け橋としてスタートアップの成長支援を実施することを目指しています。Crewwは2012年の創業以来、オープンイノベーションプログラムを500回以上開催し、約1,350件の協業を実現してきた実績があります。最近では、日本国内のみならず、韓国や台湾をはじめとする海外との連携を強化し、グローバルなオープンイノベーションの創出を推進しています。

新会社設立の背景と目的

近年、スタートアップに対する支援のニーズは高まっています。特に、グローバルな成長を目指すスタートアップや、事業会社が市場拡大や現地企業との連携を求める中で、CVCの重要性が増しています。一方で、国内においては地域活性化につながる新規事業創出や協業にも重点が置かれています。

Creww Capitalの設立により、国内外のスタートアップへの投資や成長支援を強化し、地域の中堅企業とスタートアップの協業を促進するオープンイノベーションプログラムに基づくファンドの共同運営や組成支援、さらにはデカコーンスタートアップへの戦略投資支援を行います。このようにして、日本からアジア、そして世界のスタートアップ・エコシステムの発展に寄与することを目指します。

Creww Capital株式会社の概要

新会社「Creww Capital株式会社」の詳細は以下の通りです。

この新会社は、Crewwがこれまで培ってきた知見と実績を活かし、企業のオープンイノベーション戦略の策定からCVCや事業共創の支援に至るまで、必要な部分をワンストップで提供できる体制を整えています。

代表取締役からのメッセージ

代表取締役の伊地知 天は、CVCにおけるシナジー創出の重要性について触れています。シナジー創出とは、事業会社とスタートアップがどのように協業を実現するかというオープンイノベーションの重要な要素であり、Crewwが12年間培ってきた知見を活かせる分野です。CVCと事業共創は切り離せない関係にあり、企業のニーズに柔軟に対応できる体制を整えることが重要であると述べています。

また、松本 直人はCVCの究極の目的として「血縁つくり」を挙げ、異なる企業が共通の実現したい未来を描くことの重要性を強調しています。利害関係を越えた協働がなければオープンイノベーションは実現できず、CVCによってその「血縁」を作ることが求められます。

Creww株式会社の概要

Creww株式会社は、東京都渋谷区に本社を置き、2012年に設立されました。資本金は10億8455万円で、国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームを運営しています。

同社は「大挑戦時代をつくる。」というビジョンのもと、スタートアップや起業家、事業会社、個人を問わず、挑戦したいすべての人をサポートする企業として、様々なサービスを提供しています。これまでに500回以上のオープンイノベーションプログラムを開催し、約1,350件の協業を実現しています。運営するプラットフォームには約8,000社のスタートアップが登録しており、国内外のスタートアップエコシステムの発展に寄与しています。

まとめ

Creww Capital株式会社の設立は、国内外のスタートアップへの支援を一層強化するものです。新会社はCVC支援やファンド運営を通じて、企業とスタートアップの協業を促進し、地域活性化や新規事業創出にも貢献することを目指しています。

以下に、Creww Capital株式会社に関する重要な情報をまとめました。

このように、Creww Capitalの設立は、スタートアップ支援の新たな展開を示すものとなります。Crewwの豊富な経験と知識を活かし、今後の活動が期待されます。