システムファイブ、1月8日からDJI Matrice 4シリーズの販売開始 - 測量と点検に最適な新ドローン

ベストカレンダー編集部

2025年1月9日 05:42

DJI Matrice 4販売開始

開催日：1月8日

DJI Matrice 4シリーズってどんなドローンなの？

DJI Matrice 4シリーズは産業用ドローンで、測量用の4Eモデルと点検用の4Tモデルがあります。高性能なカメラとAI技術を搭載しています。

システムファイブが取り扱うDJI Matrice 4シリーズの特徴は？

システムファイブが取り扱うDJI Matrice 4シリーズは、長距離撮影や高精度測量が可能で、救助活動にも役立つAI技術を搭載しています。

システムファイブが新たに取り扱う「DJI Matrice 4シリーズ」

株式会社システムファイブ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：小川行洋）は、2025年1月8日（水）にDJIから発表された産業用ドローン「DJI Matrice 4シリーズ」の取り扱いを開始しました。DJI Matrice 4シリーズは、DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズの後継機であり、測量用の「DJI Matrice 4E」と点検用の「DJI Matrice 4T」の2モデルが展開されています。

これらのドローンは、業務にドローンを初めて導入する方にも非常におすすめで、産業用途における高い性能と利便性を兼ね備えています。特に「多機能を追求したカメラの増加」と「処理能力の向上」により、作業効率はこれまで以上に大幅に向上することが期待されています。

システムファイブ、測量・点検に適した産業用ドローン「DJI Matrice 4シリーズ」の取り扱いを開始画像 2

DJI Matrice 4シリーズの主な特長

DJI Matrice 4シリーズには、両モデルに共通して光学3倍70mmの中望遠レンズと168mmの望遠カメラが搭載されています。これにより、長距離からでも細部を捉えることが可能です。また、レーザー距離計を使用すれば、最大1,800m離れた場所から距離を測定することができます。

以下に、各モデルの特長を詳しくご紹介します。

システムファイブ、測量・点検に適した産業用ドローン「DJI Matrice 4シリーズ」の取り扱いを開始画像 3

DJI Matrice 4E（測量用モデル）

DJI Matrice 4Eは、測量、マッピング、検査向けのモデルです。このモデルは、24mmの広角レンズとメカニカルシャッターを搭載しており、さまざまな角度からの高速航空測量が可能です。特に、0.5秒間隔でのインターバル撮影が可能で、オルソ写真モードとオブリーク写真モードを使用することで、マッピング飛行速度は最大21m/sに達します。

さらに、スマート3Dキャプチャ機能も搭載されており、ラフモデルを作成して複雑な形状の建物を測定するための精密なマッピングルートを生成することができます。

DJI Matrice 4T（点検用モデル）

DJI Matrice 4Tは、高所点検や災害等の緊急時に適したモデルです。このモデルには、赤外線サーマルカメラが搭載されており、最大1,280×1,024pxの高解像度モードでの撮影が可能です。また、24mmの広角レンズや、昼夜を問わず映像を鮮明にする赤外線カットフィルターも装備されています。

このように、DJI Matrice 4シリーズは、測量や点検、救助活動など多岐にわたる用途に対応した高性能なドローンです。

AI技術による捜索救助活動サポート

DJI Matrice 4シリーズは、AI技術を搭載しており、捜索救助活動において第二の目として機能します。これにより、困難な地形にある車両や船舶でも、離れた場所から迅速に検出することが可能です。AIの活用によって、救助活動の効率や対応力を高めることが期待されています。

さらに、以下のような新しいアクセサリーも用意されています。

スピーカー（DJI AS1）: リアルタイムでマイク音声及び録音済みデータを出力でき、救助活動や警備に役立ちます。
サーチライト（DJI AL1）: 最大100m先まで照らすことができ、ジンバルと連動させて動かすことが可能です。

これらのアクセサリーは、スピーカーとライトを併用することができ、暗所での捜索活動にも対応します。

高精度の作業を実現するD-RTK 3 RTK基地局

DJI Matrice 4シリーズには、D-RTK 3 RTK基地局が利用可能です。この基地局は、移動局及び高精度のチェックポイントとコントロールポイント情報を取得でき、ネットワークがない環境でも高精度の作業が可能です。これにより、測量や点検作業の精度が向上し、作業の効率化に寄与します。

左がDJI Matrice 4T（点検用モデル）、右がDJI Matrice 4E（測量用モデル）です。これらのモデルは、さまざまな業務において優れた性能を発揮します。

株式会社システムファイブについて

株式会社システムファイブは、1989年に名古屋で創業した映像システムインテグレーターです。半蔵門の「PROGEAR半蔵門」では、映像機器・音響機器の専門ショールームを運営しています。ドローンに関しては、世界最大手であるDJI社のコンシューマー機、産業機、物流機の国内正規一次販売代理店として、多様な製品を展開し、様々なオプションを組み合わせてお客様の課題を解決するソリューションを提供しています。

社名：株式会社システムファイブ（System5 Co., Ltd.）
代表者：代表取締役社長小川行洋
本社所在地：〒102-0093 東京都千代田区平河町1-2-10 平河町第一生命ビル1階
ウェブサイト：https://www.system5.jp/

まとめ

DJI Matrice 4シリーズは、測量や点検、救助活動に特化した高性能な産業用ドローンです。以下に、主な特長をまとめます。

モデル名	用途	特長
DJI Matrice 4E	測量、マッピング、検査	24mm広角レンズ、メカニカルシャッター、0.5秒間隔インターバル撮影、スマート3Dキャプチャ機能
DJI Matrice 4T	高所点検、救助活動	赤外線サーマルカメラ、24mm広角レンズ、赤外線カットフィルター