映画『室町無頼』1月10日IMAX先行公開!人工雲海技術で新たな映像体験
ベストカレンダー編集部
2025年1月9日 10:17
室町無頼公開
開催期間:1月10日〜1月17日
映画『室町無頼』における人工雲海技術の協力
映画『室町無頼』は、株式会社いけうちが提供した人工雲海の技術協力により、視覚的な表現を一層豊かにしています。この技術は、自然現象である霧や雲海を人為的に発生させることで、映画のコンセプトに合った没入感の高い舞台効果を実現しています。
2025年1月9日10時に発表されたこの情報は、映画業界における新たな試みとして注目されています。株式会社いけうちは、大阪府大阪市西区に本社を置く企業で、霧を利用したさまざまな技術を開発し続けています。
映画『室町無頼』の概要
映画『室町無頼』は、時代背景として室町時代の“応仁の乱”前夜を設定し、飢饉や疫病が蔓延する混沌とした世の中で、権力に立ち向かう無頼たちの戦いを描いています。主人公の蓮田兵衛は、日本史上初めて武士階級として一揆を起こし、その名が歴史書に記録された人物です。
本作は、彼のもとに集まったアウトローたちの知られざる戦いをドラマチックに描写しており、特にラストシーンではたった9人の無頼が幕府軍に挑むという緊迫感あふれる展開が繰り広げられます。
作品の基本情報
- タイトル: 室町無頼
- 公開情報: 1月10日(金)IMAX先行公開、1月17日(金)全国公開
- 出演キャスト:
- 大泉 洋
- 長尾謙杜
- 松本若菜
- 遠藤雄弥
- 前野朋哉
- 阿見201
- 般若
- 武田梨奈
- 水澤紳吾
- 岩永丞威
- 吉本実憂
- ドンペイ
- 川床明日香
- 稲荷卓央
- 芹澤興人
- 中村 蒼
- 矢島健一
- 三宅弘城
- 柄本 明
- 北村一輝
- 堤 真一
- 監督: 入江 悠
- 原作: 垣根涼介『室町無頼』(新潮文庫刊)
- 配給: 東映
人工雲海の技術的な詳細
株式会社いけうちが提供した人工雲海は、撮影の舞台となる屋外大空間において、極微細なミストを使用して大雲海を発生させる専用装置を複数設置することで実現されています。この装置は、風向きや日照、演者やカメラの位置などの気象条件に応じて調整され、500平方メートル程度の広さの空間内でイメージ通りの雲海を生成することができます。
この技術は、肉眼で見ても違和感を感じにくく、映像内でも主張しすぎることなく、シーンの重厚感を増す役割を果たします。映画の中での自然な霧の発生は、観客により深い没入感を提供するための重要な要素となっています。
株式会社いけうちの企業情報
株式会社いけうちは、広島県呉市で世界初の精度保証付きセラミックノズルの製造販売を行う企業として創業しました。以来、霧を工業製品として利用できるように分級し、世界で最も細かな霧を生成できるノズル「ドライフォグノズル」の開発や、霧を用いたさまざまなアプリケーション事業を展開しています。
企業の所在地は大阪府大阪市西区阿波座1-15-15第⼀協業ビルで、代表取締役は岩村 高治氏です。事業内容は産業用スプレーノズルや工業用加湿器、応用機器・システムの製造販売および輸出入を行っています。
まとめ
映画『室町無頼』における人工雲海の技術協力は、株式会社いけうちが提供した先進的な技術によって実現されました。この技術は、映画のコンセプトに合った没入感の高い舞台効果を生み出すものであり、観客に新たな視覚体験を提供します。
以下は、今回の記事で紹介した内容を整理した表です。
項目 | 詳細 |
---|---|
映画タイトル | 室町無頼 |
公開日 | 1月10日(金)IMAX先行公開、1月17日(金)全国公開 |
技術協力 | 株式会社いけうちによる人工雲海の生成 |
監督 | 入江 悠 |
原作 | 垣根涼介『室町無頼” |
このように、映画『室町無頼』は、技術的な革新と共に、歴史的な背景とドラマを融合させた作品として、観客に新たな体験を提供することを目指しています。
参考リンク: