1月24日から始まるパティスリー世界大会に日本代表シェフが挑む!
ベストカレンダー編集部
2025年1月9日 16:08
パティスリー世界大会出場
開催期間:1月24日〜1月25日
世界最高峰のパティスリー大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」への挑戦
株式会社美十(本社:京都府京都市、代表取締役社長CEO:酒井宏彰)は、2025年1月24日から25日にフランス・リヨンで開催される「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」に、日本代表チームの一員としてシェフパティシエの的場勇志が出場することを発表しました。
この大会は、世界中のパティシエが集い、技術を競い合う場として知られています。的場は、5度の挑戦を経て日本代表チームに選出され、昨年シンガポールで行われたアジア大陸予選では優勝を果たし、本選への出場権を獲得しました。
日本代表チームのメンバーと指導者
「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」の日本代表チームは、以下のメンバーで構成されています。
- 籏 雅典(はた まさのり)選手 – アクアイグニス コンフィチュール アッシュ(三重)
- 的場 勇志(まとば ゆうじ)選手 – 株式会社美十(京都)
- 宮﨑 龍(みやざき りゅう)選手 – ブライド・トゥー・ビー エルダンジュ(名古屋)
また、チームを指導するのは冨田 大介(とみた だいすけ)団長で、パティスリー カルチェ・ラタン(名古屋)の代表を務めています。
日本代表チームは、2024年10月に行われたアジア大陸予選からフランス本選までの限られた時間を有効に活用し、トレーニングを重ねています。
大会の概要とテーマ
「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」は、1989年に設立された世界的なパティスリーコンクールであり、2年ごとにフランスのリヨンで開催されます。各国の代表パティシエが3名ずつチームを組み、技術力と創造力を競い合います。この大会は“スイーツのワールドカップ”とも称され、参加者は各国の誇りをかけて挑みます。
今大会のテーマは「National Heritage(国家遺産)」であり、日本の技術力と表現力に加え、チーム独自の発想力を作品に昇華させ、世界のパティシエたちと競い合います。
シェフパティシエ 的場 勇志のプロフィール
的場勇志は1987年2月生まれで、現在37歳です。株式会社美十の製品開発部に所属し、料理人の父の影響を受けて製菓業界に進みました。専門学校時代に出会った講師の影響で、国内外のコンクールに出場するようになりました。これまで5回の挑戦を経て、日本国内予選で優勝し、代表チームの一員として選ばれました。
2023年には、京都府より「技能大会優勝者京都府特別賞」、京都市より「きらめき賞」を受賞するなど、実績も豊富です。的場は大会に向けて、次のようにコメントしています。
「年々レベルが上がる各国のトップパティシエと、世界の同じ舞台で競い合えることを誇りに感じています。」
新たに追加された「ショーショコラ」ルールに基づき、チーム力、技術力、表現力を駆使し、日本にしかできないショーを展開することを目指しています。
株式会社美十の概要
株式会社美十は、1958年に創業し、1965年に法人化された企業で、主に京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」や「京ばあむ」を製造・販売しています。観光みやげ事業に加え、テーマパーク事業やOEM事業、洋菓子ブランド事業、海外事業など多岐にわたる事業展開を行っています。
会社の詳細は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社美十 |
本社所在地 | 京都市南区西九条高畠町35-2 |
設立 | 1965年(創業1938年) |
URL | https://www.bijuu.co.jp/ |
事業内容 | 観光みやげ事業/テーマパーク事業/OEM事業/洋菓子ブランド事業/海外事業 |
美十は、夢に向かって挑戦し続けるパティシエを応援する姿勢を持ち続けています。的場選手の活躍が期待される中、今後の展開が注目されます。
参考リンク: