2月20日開催！化学物質管理セミナーで洗剤事故防止を学ぶチャンス

セミナー・ワークショップ開催の概要

厚生労働省は、2025年2月20日（木）にAP大阪淀屋橋にて「化学物質の自律的管理～ビルメンテナンス・清掃業界、外食業界及びホテル・旅館業等第三次産業における洗剤等による事故の防止に向けて～」というテーマでセミナー・ワークショップを開催します。このイベントは、化学物質管理強調月間の一環として実施され、ビルメンテナンス・清掃業界、外食業界、ホテル・旅館業界を中心とした事業者を対象としています。

このセミナー・ワークショップでは、事故の多い洗浄剤による問題を解決するための具体的な取り組みや事例を共有し、参加者同士での意見交換を行うことが目的です。さらに、実践的なワークショップも行われ、参加者は業務に役立つ知識を得ることができます。

開催日時・場所・参加方法

セミナー・ワークショップの開催概要は以下の通りです。

• 日時：2025年2月20日（木）13時～16時15分（開場12時30分）
• 場所：AP大阪淀屋橋4階　Lルーム/Mルーム（大阪府大阪市中央区北浜3-2-25　京阪淀屋橋ビル）
• 定員：会場参加100名、オンライン参加1,000名（事前申し込み制）
• 参加料：無料
• 申し込み期限：2025年2月10日（月）17時

参加を希望する方は、以下の申し込みフォームから登録を行ってください。

申し込みフォーム

セミナー・ワークショップのプログラム内容

当日のプログラムは以下のように構成されています。

1. 第1部：職場における化学物質管理の理解促進のためのセミナー
   • 基調講演：洗浄剤の自立的管理について（仮）
   • 講師：伊藤 昭好 氏（独）労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 化学物質情報管理研究センター センター長代理
   • パネルディスカッション
     テーマ：第三次産業事業者における洗浄剤の化学物質管理の課題と対応
     コーディネーター：伊藤 昭好 氏
     パネリスト：清掃・ビルメンテナンス業界、外食業界、ホテル・旅館業界、洗浄剤メーカー、厚生労働省担当官から各1名
2. 第2部：化学物質管理強調月間イベント ～実務に役立つワークショップ～

   業界別の小グループに分かれ、塩素系洗剤を用いて、SDSの確認やヒヤリ・ハット事例の交換を行います。リスクの見積もりやリスク低減措置の検討、多様な労働者への伝え方についても議論します。

なお、プログラム内容は変更される可能性があります。資料は開催日の前日までに厚生労働省の公式ページに掲載される予定ですので、事前に確認をお願いします。

化学物質管理の重要性と関連情報

化学物質に関する規制は、労働安全衛生関係法令の改正により、2025年4月から全面施行されます。この改正では、危険有害性が確認されている物質全てが規制対象となり、業種や事業規模にかかわらず、化学物質管理者の選任やリスクアセスメントの実施が義務付けられます。

特に、業務上日常的に使用される洗浄剤や漂白剤、かび取り剤などが規制対象に含まれるため、これまで化学物質管理に不慣れだった事業者も注意が必要です。

また、厚生労働省は2025年2月1日から2月28日までの1か月間、「化学物質管理強調月間」を実施します。この期間は、職場における危険・有害な化学物質管理の重要性を広く一般に周知し、化学物質管理活動の定着を図ることを目的としています。

まとめ

本セミナー・ワークショップは、ビルメンテナンス・清掃業界、外食業界、ホテル・旅館業界における化学物質の管理や事故防止に向けた重要な機会です。参加者は、事故防止に向けた具体的な知識や実践的なスキルを学ぶことができる貴重なチャンスとなります。

以下に、今回のセミナー・ワークショップの要点をまとめました。

この機会に、化学物質管理についての理解を深め、業務に役立てることが期待されます。参加を希望する方は、ぜひお早めに申し込みを行ってください。