猫の痛み検知AI「CatsMe」が1月末に全世界リリース予定、資金調達も完了
ベストカレンダー編集部
2025年1月10日 11:48
CatsMe全世界リリース
開催日:1月31日
猫の痛み検知AI「CatsMe」の資金調達について
株式会社Carelogy(本社:東京都中央区、代表取締役:崎岡豪)は、2025年1月10日、猫の痛み検知AI「CatsMe(キャッツミー)」の開発に関する重要な発表を行いました。昨年より実施していたシードラウンドにおいて、総額7,000万円の資金調達を完了したと報告しています。
この資金調達は、QXLV(クオンタムリープベンチャーズ)、株式会社ケップルキャピタル、澤田インベストメント株式会社、その他の個人投資家を引受先とするJKISS型新株予約権の発行によるものです。これにより、CatsMeのさらなる機能拡張やサービス向上が期待されています。
CatsMeの機能と特徴
CatsMeは、猫の痛みを高精度で検知するAI技術を基盤にしたサービスで、95%以上の精度で猫の痛みを見逃さないことを目指しています。この技術は、猫の行動や表情を分析し、痛みの有無を判断することが可能です。
具体的には、CatsMeは以下のような機能を提供しています:
- 痛み検知機能:猫の表情や動作をAIが分析し、痛みの兆候を検出します。
- ユーザーインターフェース:使いやすいアプリケーションを通じて、飼い主が簡単に猫の状態を確認できます。
- データ管理:過去のデータを蓄積し、猫の健康状態の変化をトラッキングします。
また、CatsMeはiOSおよびAndroidプラットフォームに対応しており、アプリのダウンロードは以下のリンクから可能です:
このサービスは、日本国内だけでなく、世界中の猫オーナーに利用されており、既に50カ国で24万ユーザー以上を獲得しています。
今後の展望と機能拡張
Carelogyは、CatsMeの機能をさらに向上させるため、2025年1月中にiOS/Androidアプリの全世界リリースを予定しています。このリリースにより、より多くのユーザーにサービスを提供し、猫の健康管理を支援することを目指しています。
さらに、動物病院との連携機能や、猫関連企業との事業提携を進め、CatsMeを猫の総合飼育支援サービスへと進化させる計画です。これにより、飼い主が愛猫の健康をより良く管理できるようになります。
投資家のコメントと期待
今回の資金調達に関して、投資家からも期待の声が寄せられています。QXLVの代表パートナーである古谷健太郎氏は、Carelogyの成長を評価し、特に国際的な展開において大きな可能性を感じていると述べています。
また、株式会社ケップルキャピタルの長谷尾勲氏は、CatsMeの技術が飼い主にとっての猫の健康管理に革命をもたらすと信じており、ペットと飼い主の生活をより豊かにすることに貢献できると確信しています。
澤田インベストメント株式会社の中村亮一氏は、猫が痛みを隠す特性を考慮し、CatsMeがその痛みを早期に発見できる可能性を持っていることを強調しました。これにより、飼い主は愛猫の健康を守るための適切な行動を取ることができると述べています。
Carelogyの会社概要
株式会社Carelogyは、2021年2月に設立され、東京都中央区銀座に本社を構えています。企業の主な事業内容は、診療支援AIの企画開発およびDX推進コンサルティングです。
会社情報は以下の通りです:
- 会社名
- 株式会社Carelogy
- 所在地
- 東京都中央区銀座8-15-10, 銀座ダイヤビル1012
- 設立
- 2021年2月
- 代表者
- 代表取締役 崎岡豪
- 企業サイト
- Carelogy公式サイト
まとめ
猫の痛み検知AI「CatsMe」の開発を行う株式会社Carelogyは、シードラウンドで7,000万円の資金調達を完了しました。この資金を基に、CatsMeの機能向上やサービスの国際展開を進めるとのことです。
CatsMeは95%以上の精度で猫の痛みを検知する技術を持ち、世界中で利用されています。今後、動物病院との連携や猫関連企業との提携を進め、猫の総合飼育支援サービスへと進化させる計画です。
以下に、この記事で紹介した内容をまとめました:
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社Carelogy |
資金調達額 | 7,000万円 |
アプリ名 | CatsMe |
痛み検知精度 | 95%以上 |
ユーザー数 | 24万以上(50カ国) |
今後の展望 | 全世界リリース、機能拡張、事業提携 |
このように、CatsMeは猫の健康管理において重要な役割を果たすことが期待されています。
参考リンク: