1月10日出発！ピースウィンズ・ジャパン、ロサンゼルス山火事支援開始

アメリカ・ロサンゼルスでの大規模な山火事被害

2025年1月7日、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス西部で発生した大規模な山火事は、瞬く間に広がり、多くの人々に深刻な影響を及ぼしました。この火災は、局地風であるサンタ・アナ風や極度の干ばつ、急激な天候の乱れといった複数の要因が重なり、ロサンゼルス史上最も破壊的な火災と報じられています。

報道によれば、少なくとも5人が死亡し、4,000棟以上の建物が破壊され、18万人以上が避難命令を受ける事態となりました。被災地の状況は非常に厳しく、住民たちは一時避難所に身を寄せ、支援を待っています。

緊急支援チームの派遣

この度、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンは、ロサンゼルスの山火事被害に対して緊急支援チームを派遣することを決定しました。支援チームは、2025年1月10日夕方に羽田空港を出発し、現地での支援活動を開始する予定です。

ピースウィンズが運営する空飛ぶ捜索医療団「ARROWS」の看護師1名が派遣され、現地に到着後は、ピースウィンズ国際人道支援事業の調整員1名と合流し、具体的な支援活動に取り組むことになります。

支援活動の内容

派遣される支援チームは、以下のような活動を行う予定です。

• 一時避難所での聞き取り調査および支援ニーズの把握
• 物資支援の実施
• その他、被災地で必要とされる支援活動

これらの活動を通じて、被災者の方々が直面している困難を少しでも和らげることができればと考えています。

支援の呼びかけ

ピースウィンズ・ジャパンは、今回の緊急支援活動に対して、広く寄付を呼びかけています。寄付金は、2024年に発生した山火事による被害を受けたロサンゼルスの被災者支援活動に充てられます。

寄付の方法は以下の通りです。

1. ピースウィンズの緊急支援活動へのご寄付はこちらから
2. クラウドファンディングサイト「Yahoo!ネット募金」からのご寄付はこちらから

皆様からの温かいご支援が、被災者の方々の生活再建に大きな力となります。

ピースウィンズ・ジャパンの活動概要

ピースウィンズ・ジャパンは、1996年に設立された日本発の国際協力NGOで、自然災害や人為的な要因による人道的危機に直面している人々を支援しています。これまでに世界37の国と地域で活動を展開し、災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や、地域活性化、動物保護活動など、多岐にわたる社会課題の解決に取り組んでいます。

団体の代表理事兼統括責任者は大西健丞氏で、広島県神石高原町に本部を構えています。また、東京にも事務所があります。

ピースウィンズ・ジャパンの基本情報

今回のロサンゼルスでの山火事被害に関する情報は、被災者の方々への支援の重要性を再認識させるものです。ピースウィンズ・ジャパンは、今後も国際的な人道支援に取り組み、社会課題の解決に向けた活動を続けていきます。