日世のソフトミックスラムネが2025年3月13日から通年販売開始、気候変化に対応

通年販売が決定したソフトミックスラムネ

日世株式会社は、2025年3月13日にソフトミックス「ラムネ」の通年販売を開始することを発表しました。これまで夏季限定で販売されていたこの商品が、気候変化や消費者のニーズに応じて、年間を通じて楽しめるようになります。

ラムネ味のソフトクリームは、2008年から「旬のソフトクリームミックスラムネ」として、毎年5月から8月末までの期間限定で販売されていましたが、近年の日本の気候変化により、夏の期間が長くなり、猛暑が続く傾向にあります。このような背景から、販売店からの要望もあり、通年販売の決定に至りました。

気候変化への対応とラムネの魅力

近年の気候変化により、夏の期間は約1か月長くなり、またその猛暑の度合いも増しています。これに伴い、ラムネという飲料も「和食」としての地位を確立し、ユネスコ無形文化遺産に登録された影響もあり、海外からの需要が高まっています。

そのため、訪日外国人観光客向けの商品としても、ラムネソフトの通年販売は適切であると判断されました。これにより、日本国内での「コト消費」を促進することが期待されています。

ソフトミックスラムネの開発背景と特徴

ソフトミックス「ラムネ」は、開発段階から飲料のラムネをソフトクリームに再現することを目指してきました。コンセプトは「ラムネの魅力をそのままソフトクリームに」というもので、2008年の発売以来、一貫してこの理念が貫かれています。

ラムネ特有の清涼感をソフトクリームで表現するためには、炭酸を混ぜることができないため、開発は難航しました。しかし、試行錯誤の結果、レモン果汁を加えることで、ラムネの清涼感とさっぱり感を見事に再現することに成功しました。元々、ラムネはレモネードを語源とする飲み物であり、この点が開発において重要な要素となりました。

商品の詳細情報

新たに発売されるソフトミックス「ラムネ」の詳細情報は以下の通りです。

この商品は、特に旅行や帰省などで家族が集まるシーンでの利用が想定されています。観光地やサービスエリアでの販売が見込まれ、幅広い層の消費者に楽しんでもらえる商品となるでしょう。

日世株式会社について

日世株式会社は、1947年に設立され、1951年には日本に初めてソフトクリームを紹介したパイオニア的存在です。1952年に社名を日世株式会社に変更し、現在に至るまでソフトクリーム液体原料や可食容器、ソフトクリーム製造機器の製造販売を行っています。

同社は、ソフトクリームの総合メーカーとして、品質の高い製品を提供し続けており、今後も新しい商品開発に取り組んでいくことが期待されます。

まとめ

日世株式会社が2025年3月13日に通年販売を開始するソフトミックス「ラムネ」は、気候変化や消費者のニーズに応じた新しい商品です。清涼感あふれるラムネの味わいを楽しむことができるこのソフトクリームは、観光地やサービスエリアでの利用が見込まれています。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。

このように、日世株式会社の新しい取り組みは、消費者に新たな楽しみを提供することが期待されています。