2025年3月、豊田市に複合福祉施設「SOUP TOWN」がオープン!
ベストカレンダー編集部
2025年1月13日 21:53
SOUP TOWNオープン
開催日:3月1日
複合福祉施設「SOUP TOWN」のオープンについて
株式会社SMIRING(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:中根成寿)は、2025年春に複合福祉施設「SOUP TOWN」を豊田市松平地区にオープンすることを発表しました。この施設は、有料老人ホーム、看護小規模多機能型居宅介護、訪問看護、就労継続支援B型、放課後等デイサービス、駄菓子屋、工作室など多様なサービスを提供することを目的としています。
具体的には、2025年3月には有料老人ホーム、看護小規模多機能型居宅介護、訪問看護がオープンし、続いて2025年4月には就労継続支援B型、放課後等デイサービス、工作室が開設される予定です。
「スープタウン構想」の背景と目的
「SOUP TOWN」は、株式会社SMIRINGが地域を支え続けたいという願いから生まれた「スープタウン構想」に基づいています。この構想は、豊田市の松平・下山地区をホームタウンとし、多世代が支え合いながら暮らすことを目指しています。スープが冷めない距離感で、人と人がつながり、あたたかく共に暮らせる地域づくりを志しています。
具体的には、歳を重ねても、障がいがあっても、地域の人々とともに「SOUPな関係」を築いていけることを目指しています。「SOUP TOWN」はその中心的な拠点となり、地域に出向いて介護・福祉サービスを提供する機能を果たすことを考えています。
地域住民との交流を促進する「スープ会議」
「スープタウン構想」が生まれた2021年以降、地域住民との交流を促進するために「スープ会議」が毎月開催されています。この会議では、地域の未来についての対話が行われ、地域住民の意見を反映させることを目的としています。
「スープ会議」は全国で活躍するまちづくりのプロであるコミュニティデザイナーと共に運営されており、これまでに40回以上開催され、800名以上の参加者が集まりました。参加者は介護・福祉系のスタッフだけでなく、地域で活躍するリーダーや農家、学生、行政職員など多様な方々が含まれています。オープン後もこの会議は継続して開催される予定です。
クリエイティブな空間づくりの特徴
SOUP TOWNの設計は、名古屋市に拠点を持つ設計事務所ナノメートルアーキテクチャとwithU architectsの共同体によって担当されています。また、感情環境デザインの専門家やランドスケイピスト、コピーライター、グラフィックデザイナーなど、全国で活躍するクリエイターたちがチームを組んでいます。以下に、SOUP TOWNの空間づくりの特徴を示します。
- 地域に開かれたフロア: 3階建ての建物の2階を地域に開かれたフロアとして設計し、飲食を扱う就労継続支援B型事業所や駄菓子屋、イベントスペースなどを設けています。
- 感情環境デザイン: 人の感情に働きかけ、自発的な行動を促す空間づくりを導入し、利用者が心地よく過ごせるような配慮がなされています。
- 里山エリアの自然を取り入れた造園デザイン: 地域の里山の風景を活かし、庭の環境が地域の方々に寄り添うようにデザインされています。
- 館内の「SOUPなことばたち」: 館内には「SOUPなことばたち」が散りばめられ、周囲との関係性を深めることを目的としています。
内覧会の開催予定
スープタウンのことを知ってもらうために、2025年2月に一般の方でも参加可能な内覧会を開催します。この内覧会では、施設内見学ツアーや地域の伝統を体験できるコンテンツ、プロジェクトの歩みの展示などが行われます。
内覧会の詳細は以下の通りです。
日程 | 内容 | 場所 |
---|---|---|
2025年2月14日(金)~16日(日) | 施設内見学ツアー、スープ会議メンバーによるコンテンツ展示 | SOUP TOWN(豊田市中垣内町中道20-1) |
施設概要と連絡先
「SOUP TOWN」の施設概要は以下の通りです。
- 名称: SOUP TOWN(スープタウン)
- 所在地: 豊田市中垣内町中道20-1
- 事業種別と定員:
- 有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護): 29床
- 看護小規模多機能型居宅介護: 29名(登録)
- 訪問看護
- 就労継続支援B型: 20名
- 放課後等デイサービス: 10名
施設に関する詳細情報やお問い合わせは、以下のリンクをご参照ください。
以上が「SOUP TOWN」に関する情報の概要です。地域の皆様との関係を深め、共に支え合う福祉の拠点となることを目指しています。
参考リンク: