4月1日供給開始!新作業負荷評価ソフト『3D-ERGO』が作業環境を革新
ベストカレンダー編集部
2025年1月14日 11:45
3D-ERGO供給開始
開催日:4月1日
新たな作業負荷評価ソフト『3D-ERGO』の開発
株式会社バイオネット研究所は、2025年1月14日に新しい姿勢回数・累積時間計測ソフト『3D-ERGO』の開発を発表しました。このソフトは、国際的な作業負荷評価基準であるOWAS法に基づき、負荷姿勢の繰り返し回数と累積時間をリアルタイムで計測・評価し、作業環境の改善を支援するものです。供給開始は2025年4月を予定しています。
近年、工場作業現場において腰痛などの労働障害が増加しており、これに伴う離職者も多くなっています。このため、作業改善は工場運営における重要な課題となっています。バイオネット研究所が開発した作業負荷自動計測システム『PosCheck101』は、モーションキャプチャを使用せずに作業者を撮影することで、腰痛の原因となる高負荷の作業姿勢を特定することができます。
『3D-ERGO』の機能と特徴
『3D-ERGO』は、従来の『PosCheck101』に新たに追加されるソフトウェアで、以下のような特徴があります。
- リアルタイム計測: OWAS法で負荷度が高い動作(前屈・しゃがみなど)の頻度と累積時間をリアルタイムで計測します。
- 荷重評価: 肩より上に持ち上げる動作の荷重の影響も評価し、基準値以上の重さの荷物を持ち上げた際の頻度と累積時間を半自動で計測します。
- 可視化機能: 特定の姿勢が作業負荷の主な要因であるかを可視化し、改善ポイントを明確にします。
- 簡単操作: 直感的に操作できるインターフェースとタイムスライド・バーで結果の妥当性を簡単に確認できます。
- 結果の保存: 計測結果はExcel形式で保存され、簡単にレポート化が可能です。
- 互換性: PosCheck101と同じハードウェア構成で簡単に導入できます。
OWAS法について
OWAS(Ovako Working Posture Analysing System)法は、フィンランドで考案された作業姿勢評価法であり、作業姿勢を背部・上肢・下肢・重さの4項目で評価し、4段階の作業負荷姿勢に分類する方法です。この評価方法を用いることで、作業者の負荷を客観的に評価することが可能となります。
『PosCheck101』の概要
『PosCheck101』は、2021年に大手建機メーカーからの依頼で開発され、好評を得て商品化されました。このシステムは、作業者にセンサーを装着することなく、2Dカメラで作業者の骨格をAIで自動認識し、3Dカメラで各骨格とカメラからの距離を計測することにより、正確な姿勢を把握しOWAS法の自動測定を可能としています。
価格と供給時期
『3D-ERGO』の発売に伴い、作業負荷自動計測システム『PosCheck101』の価格が見直され、以下のようになります。
商品 | 価格(税込) |
---|---|
PosCheck101 + 3D-ERGO 1式 | 3,630,000円 |
PosCheck101 1式 | 2,530,000円 |
なお、上記の価格は供給時期が2025年4月1日以降となります。
製品に関するお問い合わせ
本製品に関する詳細な情報やお問い合わせは、以下の連絡先までご連絡ください。
- 会社名: 株式会社バイオネット研究所
- ウェブサイト: https://bio-net.co.jp/
- メール: info@bio-net.co.jp
- 電話番号: 042-512-9021
本記事では、株式会社バイオネット研究所が開発した姿勢回数・累積時間計測ソフト『3D-ERGO』の概要とその特徴、価格、供給時期について詳しく解説しました。作業環境の改善に向けた新たなソリューションとして、多くの企業にとって有益な情報となることが期待されます。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | 3D-ERGO |
供給開始日 | 2025年4月1日予定 |
価格 | PosCheck101 + 3D-ERGO: 3,630,000円 PosCheck101: 2,530,000円 |
開発者 | 株式会社バイオネット研究所 |
評価基準 | OWAS法 |
このように、作業負荷の評価と改善は、労働環境の安全性を高めるために不可欠な要素です。『3D-ERGO』はその一助となることが期待されます。
参考リンク: