1月20日開催!コロンビア・メデジンのスラム暮らしを知るオンライン講演会

メデジンスラム講演会

開催日:1月20日

メデジンのスラムってどんなところなの?
メデジンのスラムは、麻薬の影響が強い地域で、住人はマリファナを使用して心の安定を求めることが多いです。
講演会に参加するにはどうすればいいの?
Peatixのサイトから申し込みが可能です。参加費は社会人・学生1000円、サポーターは無料です。

コロンビア・メデジンのリアルなスラム暮らしを知る講演会

2025年1月20日(月)の夜8時30分から、特定非営利活動法人開発メディアが主催するオンライン講演会が開催されます。この講演会では、南米コロンビアのメデジンにおけるスラム暮らしの実情を、現地の住人であるコロンビア人青年が直接語ります。彼は日本語を少し話すことができ、参加者とのインタラクションも可能です。

メデジンはかつて、世界最大の麻薬組織であるメデジンカルテルの本拠地として知られています。その首領、パブロ・エスコバルの存在や、麻薬抗争、ギャングの活動などが広く報じられ、負のイメージが強い都市です。しかし、実際にメデジンを訪れると、整然とした街並みや高架鉄道が通る現代的な風景に驚かされることでしょう。2013年には「世界で最も革新的な都市」にも選ばれました。

スラムの暮らしとその実情

今回の講演会では、メデジンのスラムでの生活を経験したカルロス・プエルタさんが、スラムの住人がどのような日々を過ごしているのか、何を考えながら生きているのかを語ります。特に、麻薬の蔓延状況や、スラムと街の中心部を結ぶロープウェーの効果についても触れられます。

メデジンのスラムでは、マリファナを吸うことで心の安定を求める人々が増えているという現実があります。SNSを利用して簡単に購入でき、自分で栽培することも可能ですが、マフィアに見つかると命の危険があるという厳しい状況です。

  • スラムでのマリファナの入手方法
  • マフィアによる危険性

また、メデジンの革新性の象徴であるロープウェー(メトロカブレ)は、スラムの住人にとっての交通手段として大きな役割を果たしています。運行前は、バスでの通勤・通学が主流でしたが、スラムが斜面に位置するため、道が曲がりくねっており、移動に1時間半から2時間を要していました。しかし、メトロカブレの導入により、移動時間は半分以下に短縮され、交通費も安くなりました。

講演会の詳細と参加方法

この講演会は、コロンビアのリアルな現状を知りたい方々にとって貴重な機会です。特に、国際協力や途上国に関心がある方、JICA海外協力隊に興味がある方にはおすすめです。参加者はZoomを通じて、カルロスさんとの質疑応答も楽しむことができます。

以下は講演会のタイムラインです:

時間 内容
20:25 開場
20:30 開始
20:35 講演「スラムの暮らしのリアル」(カルロス・プエルタさん)
21:30 質問してみよう
22:05 『Global Media Camp in コロンビア』のご案内
22:15 終了

参加費と定員について

参加費は、社会人および学生が1000円、ganasサポーターズクラブのパートナーやサポーターは無料となります。また、当日欠席した場合でも録画視聴が可能です。定員は80人で、先着順ですのでお早めにお申し込みください。

参加費はカルロス・プエルタさんの講演代として全額送られ、彼の生活費として活用されます。この講演会を通じて、途上国の現実を知り、国際協力について考えるきっかけとなることを目指しています。

申し込み方法と主催団体

申し込みは、Peatixのサイトから行えます。以下のリンクからお申し込みください:

この講演会は、特定非営利活動法人開発メディア(ganasの運営団体)によって主催されます。ganasは途上国をテーマとする非営利メディアであり、さまざまな国際協力の活動を行っています。

講演会の要点まとめ

項目 内容
日時 2025年1月20日(月)20:30~22:15
講演者 カルロス・プエルタさん(メデジン出身の大学生)
参加費 社会人&学生:1000円、サポーター:無料
定員 80人(先着順)
申し込み方法 こちらから申し込み

この講演会を通じて、コロンビアの現実をより深く理解し、国際協力への関心を高める機会となることを期待しています。

参考リンク: