2025年1月6日からの冬季限定!「はなあかり」と「かにカニはまかぜ」特別運行
ベストカレンダー編集部
2025年1月15日 09:49
冬季限定列車運行
開催期間:1月6日〜3月14日
冬季限定の特急「かにカニはまかぜ」と観光列車「はなあかり」の増結運行
2025年1月14日、JR西日本は観光列車「はなあかり」の冬季期間限定運行を発表しました。この列車は西日本各地をエリアを変えながら運行し、特に兵庫県内を走行することが注目されています。冬の味覚「かに」をテーマにした特急「かにカニはまかぜ」との増結運行が行われ、旅行者にとって魅力的な体験を提供します。
「はなあかり」は、2024年秋にデビューした列車で、「地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶ列車」というコンセプトのもと運行されています。2025年1月から3月までの期間、特急「かにカニはまかぜ」に増結され、JR大阪駅からJR浜坂駅間で運行されます。
「はなあかり」の魅力と車内展示
この期間中、「はなあかり」の1号車であるスーペリアグリーン車には、兵庫県の工芸品やアート作品が展示されます。具体的には、上段には豊岡市城崎の麦わら細工、下段には多可町の杉原紙を使用したフラワーアートが飾られます。これらの作品は、旅の途中で楽しむことができるだけでなく、地域の文化を感じる良い機会でもあります。
さらに、車内では兵庫県ならではのお土産品や飲料、また「はなあかり」グッズも販売される予定です。一部の日程では、地元の方々が乗車しておもてなしを行うことも計画されています。特急「かにカニはまかぜ」を利用することで、兵庫県の魅力を存分に体験することができるでしょう。
運転計画と詳細情報
特急「かにカニはまかぜ」の運転計画については以下の通りです。
- 列車名:特急「かにカニはまかぜ」
- 運転区間:大阪~浜坂(山陽本線、播但線、山陰本線経由)
- 増結期間:2025年1月6日(月)~3月14日(金) ※木曜日は除く
なお、1号車から3号車が「はなあかり」車両となっており、3号車と4号車の間は通り抜けができないため、注意が必要です。
兵庫県の伝統工芸品の紹介
増結期間中に展示される兵庫県の工芸品について詳しく見ていきましょう。
- 兵庫県多可町「杉原紙を使用したフラワーアート」
- 杉原紙は播磨紙の系統を引く日本有数の和紙の一つであり、鎌倉時代には幕府の公用紙としても使用されていました。しかし、一度は技術が途絶え「幻の紙」となりました。昭和45年に復元され、伝統的な製法を守りながら今もなおその技術が受け継がれています。
- 兵庫県豊岡市「城崎麦わら細工」
- 色とりどりに染め上げた大麦のわらを原料にした麦わら細工は、城崎で約300年の伝統があります。滑らかな手触りと、見る角度によって変化する美しいつや感が特徴です。これもまた、兵庫県ならではの魅力的な工芸品です。
これらの工芸品は、ただの観光名所を訪れるだけでは得られない、地域の文化や歴史を感じる貴重な体験を提供します。
運行情報の確認とアクセス
運行区間やダイヤ、きっぷの予約などの詳細情報は、JRおでかけネット「はなあかり」サイトで確認できます。旅行を計画する際は、事前に情報をチェックしておくことをお勧めします。
特に冬の観光シーズンにおいて、特急「かにカニはまかぜ」を利用して兵庫県を訪れることは、素晴らしい体験となるでしょう。日本海の絶景や冬の味覚を楽しむために、ぜひこの機会を逃さないようにしてください。
項目 | 詳細 |
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列車名 | 特急「かにカニはまかぜ」 |
運転区間 | 大阪~浜坂(山陽本線、播但線、山陰本線経由) |
増結期間 | 2025年1月6日~3月14日(木曜日は除く) |
展示工芸品 | 杉原紙フラワーアート、城崎麦わら細工 |
販売品 | 兵庫県のお土産品、飲料、「はなあかり」グッズ |
この冬、特急「かにカニはまかぜ」を利用して、兵庫県の魅力を存分に楽しむことができる機会が提供されます。地域の文化や美味しい料理を体験しながら、素敵な旅をお楽しみください。
参考リンク: