1月16日から始まる『ネオセールス』シリーズ、営業効率化をAIで実現

営業特化AIエージェント『ネオセールス』シリーズの連続リリース開始

株式会社Algomaticは、2025年1月16日に営業特化AIエージェント『ネオセールス』シリーズの連続リリースを開始し、その第1弾として商談獲得AIエージェント『アポドリ』を提供することを発表しました。この新しいシリーズは、営業活動の効率化を図り、営業パーソンがより効果的に業務を遂行できるようサポートすることを目的としています。

『アポドリ』は、AIが顧客リストの作成やアプローチの実行、活動の管理、さらには活動の分析を行い、顧客企業のキーパーソンとの商談を獲得するためのサービスです。これにより、営業パーソンはより重要な業務に集中できる環境が整います。

背景と営業職の現状

近年、少子高齢化に伴う労働人口の減少が進んでおり、特に営業職においては人材不足が深刻な問題となっています。2024年までの10年間で、営業職の約10%にあたる約35万人が減少する見込みであり、営業職の有効求人倍率は全体平均の約1.8倍を上回る2.14に達しています。

このような状況の中、営業職の離職率が高いことも問題視されています。営業職の4人に1人が1年以内に離職しているというデータが示すように、過酷な労働環境が影響を及ぼしています。主な理由としては「給料が安い」や「長時間労働」が挙げられています。これらの背景を受け、Algomaticは新たな営業モデル“営業3.0”を提唱し、AIと営業パーソンが協働することで営業活動の効率化を図ることを目指しています。

営業モデルの変化と『ネオセールス』シリーズ

Algomaticが提唱する営業モデルの変化は、以下の3つの段階に分けられます。

1. 営業1.0：営業パーソンが顧客に関わるすべての業務を一手に引き受けるモデル。重要スキルは「忍耐力」「伝達力」「コミュニケーション力」である。
2. 営業2.0：インターネットの発展に伴い、顧客の購買活動が複雑化。営業パーソンは業務を分業し、顧客の購買プロセスに応じた対応が求められる。
3. 営業3.0：生成AIの活用により、AIと営業パーソンが協働し、業務が分業化される。営業パーソンは顧客との信頼関係を築くことに専念できる。

『ネオセールス』シリーズは、この営業3.0の実現を目指し、マーケティングやインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスといった各領域においてAIエージェントサービスを連続的にリリースしていく予定です。

商談獲得AIエージェント『アポドリ』の特長

『アポドリ』は、営業活動における商談獲得のための業務をすべて包括的にサポートします。具体的には、以下の機能が搭載されています。

• 業務の完全遂行：リスト作成からアプローチの実行、活動管理、活動分析まで、商談獲得に関わるすべての業務をAIが行います。
• カスタマイズ機能：企業の営業業務プロセスに合わせたカスタマイズが可能で、AIの利用を重ねることでその品質が向上します。
• 従量課金制：利用量に応じた料金体系を採用しており、事業状況に合わせたコストコントロールが可能です。

従来の営業支援ツールでは、個別業務に特化しているため、営業パーソンは複数のツールを使いこなす必要がありましたが、『アポドリ』はその煩わしさを解消します。

お客様の声と導入効果

『アポドリ』を導入した企業からは、次のような声が寄せられています。

株式会社Algoage 執行役員 成田穂高 氏

「初月から商談創出を実現し、毎月安定した商談創出ができています。」

アーチーズ株式会社 代表取締役 加藤洋気 氏

「ターゲット企業での商談獲得を実現し、営業手法のアップデートに取り組むことができています。」

合同会社DMM.com 副事業部長 高橋知久 氏

「アポイント獲得率が約8倍に伸長し、短期間で商談を獲得できました。」

これらの声は、『アポドリ』の効果を裏付けるものであり、営業活動の効率化が実現されていることを示しています。

まとめ

株式会社Algomaticの『ネオセールス』シリーズのリリースは、営業職の人材不足や高い離職率の問題に対する新たな解決策を提供します。AIエージェント『アポドリ』は、商談獲得における業務を効率的に支援し、営業パーソンが本来の業務に集中できる環境を整えます。今後も営業特化AIエージェントの開発が進むことで、日本企業の競争力向上に寄与することが期待されます。

このように、『アポドリ』は営業活動の効率化を図るための強力なツールとなることが期待されます。