1月24日開催!全国映画資料アーカイブサミット2025と新連携のJFROL紹介

映画資料アーカイブサミット

開催日:1月24日

映画資料アーカイブサミット
JFROLってどんなシステムなの?
JFROLは全国の映画資料を横断検索できるシステムで、研究や展示キュレーションに役立つ情報を提供します。
全国映画資料アーカイブサミット2025はいつ開催されるの?
全国映画資料アーカイブサミット2025は2025年1月24日にオンラインで開催され、参加は無料で事前登録が必要です。

映画資料所在地情報検索システム(JFROL)に神戸映画資料館が新たに連携

2025年1月16日、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、国立映画アーカイブの「令和6年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として、映画資料所在地情報検索システム(JFROL)に神戸映画資料館の映画資料データが新たに追加されたことを発表しました。この連携により、映画資料の検索がさらに充実し、研究や展示キュレーションにおいて役立つ情報が提供されることになります。

映画資料所在地情報検索システム(JFROL)とは

JFROLは、平成30年度から令和4年度にかけて文化庁の事業として開発・構築されたシステムで、2023年7月4日から一般公開が開始されています。このシステムでは、全国の連携所蔵館が所蔵する映画資料を横断的に検索することが可能です。

具体的には、所蔵館別や資料種別といった検索方法を組み合わせることで、目的の映画資料の所在を簡単に確認できます。映画資料には、シナリオ、ポスター、スチル写真などの非フィルム資料が含まれています。研究者や学生、映画ファンなど、多くの方々にとって貴重な情報源となるでしょう。

連携所蔵館の一覧

現在、JFROLに連携している所蔵館は以下の通りです。これらの館が提供する映画資料を通じて、映画の歴史や文化を深く理解することができます。

  • 東映太秦映画村・映画図書室
  • 松竹大谷図書館
  • 川喜多記念映画文化財団
  • 北九州市立松永文庫
  • 早稲田大学演劇博物館
  • 調布市立図書館
  • 神戸映画資料館

全国映画資料アーカイブサミット2025の開催

VIPOは、映画資料に関する多角的な議論を促進するために、1月24日(金)にオンラインで「全国映画資料アーカイブサミット2025」を開催します。このイベントでは、映画資料に係る様々な専門家が登壇し、映画資料の保存や活用について考える機会を提供します。

サミットは、Zoomシステムを使用したライブ配信形式で行われ、参加費は無料です。定員は500名で、事前登録が必要です。興味のある方は、早めに申し込むことをお勧めします。

サミット開催概要

項目 詳細
主催 国立映画アーカイブ(令和6年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業)
運営 特定非営利活動法人映像産業振興機構
日時 2025年1月24日(金)13:00~17:35(予定)
形式 オンライン開催(Zoom使用)
定員 500名(事前登録制、先着順)
参加費 無料
申込締切 1月23日(木)17:00まで

アーカイブ中核拠点形成モデル事業について

本事業は、歴史的・文化的価値のある我が国の文化関係資料が散逸・消失することを防ぐため、アーカイブの構築に向けた資料の保存及び活用を図る仕組みを調査研究しています。映画関連の非フィルム資料のアーカイブに関する中核拠点の形成を目指し、分野全体のアーカイブの構築・運営や共同利用の促進を行っています。

具体的には、映画資料の保存・活用に関するネットワーク化を進め、資料の適切な管理と利用を促進することを目的としています。この取り組みは、映画文化の継承や発展に寄与する重要な役割を果たしています。

まとめ

神戸映画資料館が新たに連携した映画資料所在地情報検索システム(JFROL)は、映画資料の横断検索が可能で、研究や展示キュレーションに役立つ貴重な情報源です。また、全国映画資料アーカイブサミット2025の開催やアーカイブ中核拠点形成モデル事業の取り組みも、映画資料の保存と活用に向けた重要な活動です。

項目 詳細
システム名 映画資料所在地情報検索システム(JFROL)
連携所蔵館 東映太秦映画村など7館
サミット開催日 2025年1月24日
定員 500名(事前登録制)
参加費 無料

このように、映画資料の保存と活用に向けた取り組みが進められています。今後の展開に注目が集まります。

参考リンク: