未来屋書店で1月18日からヨンデミーレベル本棚が開始、子どもたちの読書習慣を育む
ベストカレンダー編集部
2025年1月16日 14:49
ヨンデミーレベル導入
開催日:1月18日
子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」が未来屋書店と連携開始
2025年1月16日、株式会社Yondemy(本社:東京都中央区、代表取締役:笹沼 颯太)は、未来屋書店との連携を開始しました。この取り組みは、子どもたちの読書離れを解消し、書店業界における新たな収益モデルの構築を目指すものです。
背景
Yondemyは、「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」というミッションを掲げ、子どもがハマる読書教育のオンライン習い事サービス「ヨンデミー」を提供しています。近年、子どもたちの読書離れが深刻化しており、特に「読み聞かせ」以降の段階での読書支援が重要視されています。
ヨンデミーを利用することで、本を読まなかった子どもたちが本を購入したり、書店に訪れる機会が増えるなど、新たな読書体験を楽しむようになっています。読書は「学ぶ力」としての重要性を持ち、子どもたちにとって一生の財産となる活動を進めています。
現在、出版業界では絵本の売り上げが好調に推移している一方で、児童書の売上は伸び悩んでいます。特に、読み聞かせの普及により絵本の人気は高まっていますが、その次のステップである児童書の利用が減少しているため、子どもたちが自分で本を読む習慣を身につけることが課題となっています。
未来屋書店との連携内容
未来屋書店(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:平川雅隆)は、日本を代表する大手小売り流通グループ「イオングループ」の書籍専門店です。書店業界では、電子書籍の普及やオンラインでの書籍購入の増加により、実店舗への来店者数が減少し、売上の低下が顕著になっています。このような状況を踏まえ、Yondemyと未来屋書店は、子どもたちの読書文化を育む取り組みを通じて、書店業界の新たな顧客層の獲得と収益化を目指します。
地域コミュニティの拠点としての書店
この連携により、書店を子どもたちが集まる「地域のコミュニティ拠点」として活用し、親子が自然に交流できる場所を提供します。書店が単なる本を販売する場所にとどまらず、学びや交流の場として地域の人々に親しまれ、愛される存在となることを目指します。
ヨンデミー会員による売上向上
書店に来店したお客様がヨンデミーに加入することで、レベニューシェアによる売り上げが増加します。さらに、ヨンデミー会員として継続的に読書習慣を育むことにより、将来的には書店を利用する子どもたちが増え、新たな収益源として長期的な成長をサポートします。
「ヨンデミーレベル(YL)」本棚の導入
2025年1月18日(土)より、未来屋書店川口店にて、子ども向けの本をレベル別に選びやすい「ヨンデミーレベル(YL)」本棚コーナーが登場します。この本棚では、子どもが読書を楽しみながら、読む力を身に着けていくために、レベルに合った難易度の本を読むことが重要です。
「ヨンデミーレベル(YL)」は、児童書の文章の難しさを数値化したYondemy独自の指標であり、文章をデータ化し、漢字や漢語率、一文の長さなど複数の要素を独自プログラムで解析して本の難易度を判定します。数値が高いほど難しい本であることを示し、子どもたちが自分のレベルに合った本を選べるようサポートします。
両社からのコメント
未来屋書店の店舗企画本部長である土屋慎一郎氏は、書店が子どもたちの社会への興味や他者理解、多様性を尊重する心を育む特別な場所であると信じています。彼は、子どもたちが自らの好奇心を自由に発露できる書店を創り、読書を通じて様々な環境にある子どもたち一人ひとりの笑顔を創り出すことを目指しています。
また、Yondemyの代表取締役である笹沼颯太氏は、未来屋書店との連携が「日本中の子どもたち」に読書教育を届けるための第一歩であると述べています。書店というオフラインの接点を活かし、地域の文化を支える場を創ることを目指しています。
会社概要
以下に、Yondemyと未来屋書店の会社概要を示します。
会社名 | 代表者 | 設立日 | 所在地 | 事業内容 | URL |
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株式会社未来屋書店 | 代表取締役社長 平川雅隆 | 1985年12月24日 | 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1イオンタワー9F | 書籍・雑誌の販売、文具・雑貨の販売、コワーキングスペースの運営 | 未来屋書店 |
株式会社Yondemy | 代表取締役 笹沼颯太 | 2020年4月13日 | 東京都中央区八重洲1丁目5−20 東京建物八重洲さくら通りビル 1階 | オンライン習い事「ヨンデミー」の開発・運営 | Yondemy |
このように、Yondemyと未来屋書店の連携は、子どもたちの読書文化を育むための新たな取り組みとして注目されています。今後の進展が期待されます。